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【読書記録】トップ5%社員の共通点 -なぜうまくいったのかを振り返る-

おはようございます。

本日はちょっと息抜きがてら、目に入った本をKindleで購入して読んでみたのでそれを記録しようと思います。

読んだ本は、元マイクロソフト役員の越川慎司さんの著書、『AI分析でわかったトップ5%社員の習慣』です。

幅広い5%社員の特徴が書かれていたので、その中でも私が特に気になって、心がけて実践していこうと思った習慣を書いていこうと思います。

手順化する・習慣化する

PDCAのサイクルを回せとは誰もが言われたことのあるセリフだと思います。

その時の、Checkのイメージって、Doでやってみた後に、うまくいかなかったことを分析して、修正してActしよう。みたいな感じたと思うんです。

私も、うまくいかなかったことを分析して修正する。そのサイクルを回し続けることでうまくいくようになる。というような理解をしていました。

しかし、本書では、トップ5%社員はなぜうまくいったのかを分析し、他の物事でも再現できるようにしているということでした。

どうしても、何かが成功して終わったときは、達成感を感じて、成功した喜びと共にチームで打ち上げをしたりして、その仕事は終わり。というのが自然な流れでしょうし、私自身それで良いと思っていました。

本書では以下のように太字で書かれていました。

自身の価値を高めたいと思うのであれば、過去の成功や失敗の経験から物事を再現できるようになれば良いのです。
本質的な価値とは、なぜそれがうまくいったのか、その構造やプロセスを解き明かし再現できることなのです。

ミスをした時「どうしてこうなったんだろう」と原因を把握して改善しようとするだけで満足していては、再現性が高い人にはなれません。
振り返り作業は、ミスをしたときだけでなく、成功した時でもやった方が良いからです。ただ失敗を振り返っているだけでは、同じミスは防げても同じように成功できる可能性は低くなります。

ここら辺を読んだ時、かなりズドンときました。

私の中でもPDCAの常識が覆されたというか、振り返りをしない人もいる中で、振り返りをしているだけでも良い方と思っていた私の理解が否定されたような感じを受けました。笑

確かに、より根本的なことを考えると、PDCAのサイクルはありますが、そもそもPlanの時点でうまくいくような計画を立てられるようになれば、何か問題が発生してCheckとActで修正する必要もないですしね。

何か自分の持つタスクが完了したら、うまくいかなかったところだけではなく、うまくいったところも解き明かすことを意識し、同じようなタスクが降ってきた時にそれらを生かして仕事ができるようにしたいと思います。

そもそも、仕事ってだいたい問題解決の繰り返しなんじゃないの?と私自身思っていたので、そういう意味では、全ての仕事はつながっているし、再現性があるのかもしれません。

さらに発展系として、他の人も再現でいるようなガイドラインも残していけたら、組織としてとても強くなれそうな気もしました。

それでは。


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