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「大学生って、楽しようって感じ。なんのために大学行ってるんですかね」

先日、とある私立大学のオープンキャンパスに行ってきた。ある一部の高校生は、これから1年間かけて、その大学の運営を変えるプロジェクトに参画していた。

「高校生が大学を変える」

一体どういうモチベーションで参加するんだろう。そもそも、大学に対してどんなイメージを持ってるんだろう。彼ら彼女らに「大学のイメージ」を聞いてみた。

高校生「大学生は目的のないままなんとなく大学に行って、楽して単位を取ろうみたいな感じ。日本の教育を変えていきたい」
私「そうなんだぁ。それって、兄弟とか従兄弟とか、友達でそういう人いたの?」
高校生「いえ、Youtubeでそういう人がいて…」

私も高校生の時に、大学生に対して、不真面目なネガティブなイメージ強かったことを思い出した。大学生って、授業に遅刻というかギリギリまで授業をサボって、サークルやバイトばっかりやって…
いざ、自分が大学生になって、実際の大学生活を振り返ると、確かにそういう人は少なからずいたけど、そんな人を放っておけばいいのだと。自分次第で、いくらでも自分の好きなことに打ち込めるし、同じような友人もいくらでもいるし、やる気のなさそうな先生たちの研究は実はとってもおもしろいから、気の合う先生と仲良くなれば勉学もおもしろいし、サークルで好きなことに打ち込むことも人生の糧になる。

大学は、いわば自分で好きなものを選べるブッフェみたいなもんなんだなと。

だから、改めて、高校生の大学のイメージは新鮮だった。高校生にとって、大学を知る機会として、オープンキャンパスがそういう場所であるけど、オープンキャンパスって、やや非日常だったりする。じゃあ、仮に、近くにある大学に、なにげない日中に仮に忍び込んでも、高校生から見ると、なにもしてなさそうに見える大学生に出会うことになるだろう。

大学がこれから生きていくための「学歴」のために必要な空虚な通過点ではないような、イメージを払拭できるような人にもっと会えるような場が日常的に高校生にあったらいいのにな。

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