【退職の進め方】退職報告➡面談(引き止め)➡決着まで(監査法人からコンサルへの転職体験記)

こんにちは。ゴルファー会計士です。

今回は、会社に退職を報告してから、決着するまでの体験談を紹介します。

退職って結構、体力を使います。

上司は引き止めをしてきますし、面談も何回もやりますし、やめることに対して罪悪感を持ったりして、気苦労が多いです。


退職の進め方を紹介することで、

退職を進める中で、気を付けるべきポイント
どうすれば、円満に退職できるのか?

を紹介します。

転職活動中の方、退職しようとしている方に向けて、

体験談を紹介します。


私は、後ろ向きな退職はしたくなかったので、円満な退職を心掛けました。これまで会社にはお世話になったし、成長させてもらえました。今の自分があるのも今の会社のおかげです。

なので、退職するにしても、円満に感謝の気持ちをもって、進めることにしました。

その方が自分の衛生面的にもいいです。

そんな退職体験記を紹介します☺


転職活動の体験記は、下記の記事を参考にしてみてください。(有料)


■退職体験記

10/20(火)
退職の意向を会社の上司に伝える(所属長)

退職希望を所属長に伝える。

コロナの状況、所属長が忙しいということで、ZOOMで30分のみの面談。

時間がなかったので、退職の意向、その理由を話した。

主に、今の仕事のやりがいについてや、体力的な低下、自分のやりたいことを話した。

所属長としては、体調面が最重要課題と思ったらしく、休職や、時短制度の提案をされる。

自分の中では、今の仕事自体に魅力を感じなくなってきている状況で、新しいフィールドでチャレンジしたいための退職だった。

その気持ちが30分では、全然伝えきれなかった。

ZOOMの難しさと、自分の気持ちを伝える難しさを感じた。

この時の面談は消化不良で終わってしまった。

次回また面談することになった。

当時の日記↓


10/21(水)
自分の気持ちを改めて、整理して、所属長にメールする

次回の面談前に、メール(文書)にて、自分の気持ちを改めて、メールする。

目的は、伝えきれなかった自分の気持ちを文書に残して、しっかりと伝えること。

今の仕事自体に魅力を感じなくなったこと。

体力面体調面で、心配があること。

自分が次にやりたいことが明確になって、転職活動をしていること。

をしっかりと文章に残した。


自分のやりいこと
DX(デジタルトランスフォーメンション)の支援と、そこから、データドリブンな経営を支援すること。

企業の多くは、デジタル化が全然進んでいない。デジタル化すれば、もっと仕事が早くなるのに、従来の方法のままだったり、紙文化が強かったり。

結果、会社の貴重なデータ(顧客データ、商品データ、経理データ)がしっかりと蓄積されていない。

つまり、データドリブンな経営をしようにも、データがない、もしくはデータが汚い状況。

なので、まずは、デジタル化を支援して、業務の効率化➡データ蓄積➡データ活用➡経営に活用➡売上アップの支援を本気でやりたいと感じている。

この話をメールで所属長に連絡。


10/28(水)
一番お世話になった上司との面談

こちらも、ZOOM面談。1時間半に及んだ。

所属長に送ったメールを見てもらったうえでの面談。

まずは、2人目の子供がこれから生まれる状況と、体調があまりよくない状況で転職することに対して不安視される。

その後、やりたいことのためなら、グループ会社への異動でもできるよという説得が始まる。

引き止め➡他の部署でもできるよという流れは想定内だった。

そこからは、転職よりもグループ内の異動の方が安全、安心では?という説得と、自分の外の世界を見てみたいという意見を主張。

最終的には、自分の断固たる決意を主張した。

決して、今の会社の悪口は言わず、自分のやりたいこと、外の世界に行って、チャレンジしたいことをしっかりと伝えた。

最終的には、そこまで言うなら、、、と、自分の情熱が上回って、納得してもらった。

退職の面談は、上司は当たり前に、引き止めをしてくる。ここで自分の意見が折れるようなら、正直転職はしない方がいいなと感じた。今の会社が嫌だからやめるという理由もとても大事だけど、次何やりたいかというのは自分の中でしっかりと持ったうえで退職する必要がある。

そうじゃないと転職しても、また同じ状況になると思う。

自分の場合は、3年前から考え始めて、この1年は本当に悩んで悩んで決めたこと。時間がかかりすぎたけど、性格上仕方ないこと。必要な時間だった。

退職面談では、断固たる決意が必要


10/29(木)
所属長と対面面談

所属長と対面での面談。

所属長の意向で直接対面で面談。1時間半に及んだ。

内容は、前日の内容と同じ。やりたいことのためなら、異動はどうだ?


改めて、自分のやりたいこと、外に出てみて挑戦したい意思を伝えた。

ここでも断固たる決意をもって、自分の意見を伝えた。

最終的には、納得してくれた。


今の仕事の状況を上司に伝えると、上司は、そのような状況を作ってしまって申し訳ない。マネジメントの俺の責任だと言ってくれた。体調面の心配や転職活動にしっかりと時間を作るために、退職前の休みの提案をしてくれた。

これまでの仕事に対して、会社として報いたいと言ってくれた。

本当に素晴らしい上司。

この上司のために、しっかりと成長して、立派な姿を見せることで恩返ししたいと本気で感じた。

ここからは、上層部での会議で最終的に退職が確定した。

これからは、引継ぎを行って、退職手続きを進めていく。


■退職活動のポイント

・会社の悪口は言わない
・自分のやりたいこと、意見をしっかりと主張する(断固たる決意)

これに尽きる思う。

会社の悪口というのは、ただの不平不満なら言わない方がいい。円満な退職にはならないから。

ただ、ここは良くない点だから、こうしたほうがいいと個人的には思いますという、建設的な話はするべき。伝え方次第と思う。


そして、本当に大事なのは、断固たる決意をもって、しっかりと自分の意見を言うこと。上司は、引き止めをしてくるので、それで揺らぐ程度なら、それまで。

断固たる決意を持つためには、自分に徹底的に向き合うことが必要。

色んな人の話を聞いて、本を読んで、しっかりと一人で考えて、答えを出す。正解なんてない。自分がどうしたいか、それだけ。


自分は本当にいろんな人に恵まれた。成長できた。だから、転職もできた。一生の仲間にも会えた。今の会社に本当に感謝している。

前向きに次のステップに進んで、どんどん成長する☺


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