見出し画像

寂しい人、平気なふりをする人

お正月2日目!

皆様いかがお過ごしでしょうか〜〜???
日本ではまだお休みかな?

イタリアは元旦だけがお休みで本日は通常生活がスタートしております。
モシモシ氏がナターレ(クリスマス)直後にまさかの不調ぶりかえしのため、本当は27.28日も働きに出るはずがその2日間も休みになって、ドクターの診断書を受けての11日間の冬休みとなりました。

そして、彼は「食べる」という行為について完全に考え方を変えたそうです。

今までは、我々がどんなに心配をしてもピッツェリアに行けば絶対に(そんなに愛していないピッツェリアでも)2枚食べるのを遂行するほどのピッツァラヴァーで、パスタを茹でる時はひとりで400グラムを(乾麺の状態で)平らげるという暴挙に出ていましたが、それは全て間違っていた・・・と。

休みの間は、彼自身で自分の体がどんな風に働いているのかを耳をすませてきいていました。

お腹がなれば何故なのか・・・
身体のどこがどう痛くてどう自分が不快なのか・・・
毎回トイレに行くたびに出したものの状態をこれ以上詳しくできへんでしょ!というレベルで語ってくれました。

数日の断食で得た爽快感と、体の声を無視してきていたこと、
肉を食べた時に受けたしんどさを今回は深く気づいたそうで
ヘルシーな食生活をする決心をした2018年年末。
そして、スタートした2019年です。

そして、身体の声を聞くとともに心も繊細になったことに昨日元旦に気づきました。

と、いうのも・・・
今年はどんなことをするのか、何を目標にするのかという話をしていた時のこと。

モシモシは
「健康的な食生活と運動をする!」と目をキラキラさせ、
ムスメは
「私は絶対に韓国に行きたい!ソウルと釜山に行くから!」
と、私は
「去年何もしなかった分今年は色んなことをやってみたい!
そして、韓国にも行くから日本へは長めに帰りたいな〜」

と・・・

すると、モシモシ氏の顔がみるみる暗くなって

「ダメ!日本へは最長でも3週間!」
と言いだしました。

「え〜旅行したり、色んな人に会ったり母やおばちゃんの手伝いもしたいから、
旅も入れたら1ヶ月半はないと・・・!あ!ご飯なら作れるように一緒にやってみようよ」

「ご飯は作れるようになりたい。何がどうすれば良いかは知りたいから。
でもそういう問題じゃない・・・」

「でも3週間は短すぎるねん〜それやったら帰るの無駄になる気が・・・」

「去年もそう言って用事をしにいったやん!
残る人の事も考えた事ある?
僕だって家族に残されて寂しいやん!」

そんなぁ〜〜いっつも普通にサッと受け入れてくれるのになぁ・・・とちょっとムカッとさえしたのですが・・・

プンプンしながらも年齢当てクイズを観に行ってしまったモシモシ。

頭が真っ白になりつつも自動的に「秘行モード」にオンされて数分の間で俯瞰をしました。

初夏になったら日本に帰るとか、
旅行をするとかそういう事ばかりを押し通して、
私は私のしたい事しか考えていなかったではないか!

モシモシがここまで心と身体をスキャンするのに尽力してきたからこそ出てきた
「寂しい」という言葉・・・。

ハッ・・・

モシモシの気持ちがわかったよ!
ごめん〜〜!!!!
と、気持ちを話しに行くと、休み中で一番の笑顔が・・・。

ううう。
毎年当たり前のように置き去りにしていてごめん・・・。

「一緒に行く?」と聞くといつも
「いや、今はまだいいかな〜」と言われると同時に
通訳などをしないで済むってことに安堵したりしていたけど、
ちゃんと計画を立てて、やるべきことは期限を決めてやって、
この大事な存在をもっと大事にする一年にしたいと思いました。

そして、朝からご飯を炊いてお結びを用意して小さなお弁当とともにモシモシを送り出したら・・・

ミユさんのこの記事を読む事になり・・・

なんと!私って寂しいのに寂しくないふりしてる人間やった!!!ってことに気づきました・・・

変わり続ける存在を心に置いて暖め、居なくなったら耐え難いほど辛く思う。愛着とはそういう、弱さと執着の生み出す感情の傑作なのだと思う。

わたしは今寂しいんです、ということをオープンにして、だから人と関わりたい、と言うのって素敵だ。

寂しいという感情を無視しなくてはいけないような環境にしてきたことに今気付けて良かった。

愛着は弱さと執着の生み出す感情の傑作・・・。

生々しい感情こそ命の光なのかもしれない。そういうのを出して行くのを「重く感じられるのではないか。」「ダサいではないか。」恥ずかしがっていたけれど、そういうのがむしろダサい。

このなんだかスペシャルなタイミングに心から感謝。ミユちゃんもありがとう!

モシモシ&家族と仲良く健康な生活スタート!!!します。ゆるく・・・自分らしく・・・

サポート頂けたらすご〜く嬉しいです。 言葉にできないほどに。