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モシモシさんの第2夫人

昨日のモシモシ氏の誕生日ご飯・・・どうにかやり切りました・・・!

そんな訳でこれから
ぽこぽこ2018年夏の日本であったコトを書き出します!

ある時は1日に特化した内容だったり、
ご飯だけだったり、
誰かの事だったりする感じで思いつくまま
日本での出来事を書いてゆきます。

まずは、私には複数同名の仲良しさんがいますが大阪ののんちゃんの話。
今年の夏の思い出というよりも、のんちゃんとの思い出話です。

彼女とはこの時に偶然知り合ったのですが、3年前のこと。
駅までカルミネさんのお友達が迎えに行って
戻ってきたのを出迎えた時にキラキラの黄金オーラを遠くから発しながら
最高の笑顔で大きな荷物を両手いっぱいに抱えて、
こちらに向かって歩いてきていました。

滅多にオーラとか見ることはないですが、あれは凄かったな〜・・・
荷物を置いてちょっと一息つきますか〜なんて言って
外のテラスで2時間くらいお喋りしました。
何かがバーンと飛びだしていて明るくて、だけど控えめで優しくて話が尽きない。

単身で上京してひとり娘ちゃんの事を想いながら働いていた彼女・・・
結婚前の独身時代は関西のテレビでレポーターや、
ウグイス嬢をやったりと才能を発揮させていたらしい。
今は医療関係のお仕事をしていて周りの方によくしてもらっている・・・

そんな話を聞いていたら、
仕事が終わってやってきた夫のモシモシとも気が合って、夕飯の時にはなんの仕送りもないけれども第2夫人に任命(笑)

そんなこんなでお友達になって、
その後すぐにのんちゃんが長い期間闘病することになり・・・
本当に心配しました。


治療がひと段落ついた頃、
東京での一人暮らしのお家にも泊まりに行かせてもらいました。

次の日の朝出てきた朝食が高級旅館か!!!
っていうくらい豪華なものでお魚、卵、お野菜のおかず10種類ほどがずら〜〜〜っと並んだ時は夢かと思いました。
実際そのころマクロビを本格的に習っていてそれを生かしたヘルシーなご馳走でした。
(下の写真は7月に伺った時の朝ごはん。
生しらすが夢のようにふわふわで美味しかった(涙))

その次の年の夏、スタバ時代の同僚ミポリン一家の所にムスメと泊まっていた時、
次の日はのんちゃんの家に行く予定でした。
が、そこのお嬢ちゃんも絶対にまだ泊まって欲しいと言ってくれ、
「ほなら、そののんちゃんも泊まりに来たらええねん!!」と、
旦那さんのタックが名案を出してくれました。

のんちゃんは即答で「行くわ!」と言ってくれてホッ。

みぽりん夫婦にもすぐさま気に入られて、タックに
「のんちゃんはミホちゃんの第二夫人になってここに住んだらええねん!」
と、勝手に部屋まであてがわれていました(笑)

「その案もええな〜」と言っていたのんちゃんでしたが、
それから数ヶ月も経たないうちに大阪へ戻る事が決まって、
今では娘ちゃんと仲良く大阪に住んでいます。

私の母は今年の2月までひとりでアパートに住んでおりましたが、
優しさにつけこんだ詐欺にあった事がきっかけで一人暮らしはもう無理だと
判断して常に人がいてくださる施設を探してそこへ引越しをするために
パリにいる姉が日本へ戻ってくれました。

物持ちだった私の母の引越しの大変さは尋常でなく、姉の優しいお友達が連日徹夜で手伝ってくださっても、大家さんに引き渡す日には間に合いそうもなく・・・。
引越し業者にも数件がっかりさせられた姉の心が折れて砕け散りそうにそうになり、「心ない業者はもう嫌や・・・」とさめざめと泣く姉の声を聞いて私の中に浮かんだのはのんちゃんでした。

しかも、彼女が住んでいるのは偶然にも母が引っ越した施設の近所でね・・・
施設を選んだのは私ではなく姉なので、
これまたすごい偶然だったのです。

引越しを何度もしているのんちゃんは、引越し作業はお手の物だし
なんせお掃除するのがすごく上手!

姉が白旗を揚げたのがちょうど週末でのんちゃんもお仕事が休みで、
その日は朝から晩までちゃっかりお世話になってしまいました。

それから数時間後に送られてきた写真には
引き渡してもらった時以上にキレイになった部屋が・・・。

ううう、のんちゃん・・・ありがとう・・・。
引っ越す経緯も知ってくれていたので、母にも優しくしてくれて
姉が帰った後も片付けを手伝いに行ってくれたり、一緒に夕飯食べに誘ってくれたり・・・
私や母と同じく妄想族なために、色んなストーリーを母と作っては盛り上がっているそうで・・・。

お仕事でも大事なポジションで忙しいのに時間を作っては母に会いに行ってくれて。
あ〜〜〜ほんまに足向けては眠れないっ!!!

ここまで甘えていてはいけないのでは???と思いながらも何もできないでいた3月末のある日、
OSHOの禅タロットで私の潜在意識を見てもらうチャンスがありました。

その時に出たのが「すぐにでも直接会って互いをさらけ出して話し合うこと!」でした。
母も精神的に極端に弱っていましたし、施設の方も部屋が片付かなくて心配され、その他たくさんの手続きも進めなくてはいけなかったので、
お爺さんにすぐに相談しにいきました。

「母のこと全部やってきますんで、
家族のこと宜しくお願いしますー!!」と。

普段なら色んな質問をして本当に行くべきなのかを延々と追求してくるのですが、私の本気度を察してくれたのかこの時はすんなり「しっかりやってこーい!」と言ってもらえました。感謝・・・。

我が家は私がいない時はお爺さんが食事を一気に引き受けてくれるので、まずは彼の了解を得ないと始まらないのです。

その後文字通り飛んで行って、のんちゃんには母の部屋の整理のお手伝いをこれまた1日まるまるお願いして一気にスッキリ・・・(涙)
あ〜ひとりではとうてい太刀打ち出来ませんでした(ぺこり)

人のお母さんの部屋のものって何を捨てていいかわかりませんからね・・・
ひとつひとつ丁寧に確認してくれながら、必要なものが部屋に収まり、手放すべきものが手放せました。

私ものんちゃんのその手順を見ていたら片付けのコツみたいなものを掴んだらしく、帰る頃には何度か徹夜をしたものの部屋が随分スッキリしました。

ケアマネさんや、ヘルパーさんにも褒められて母も嬉しかったそうです。

私が来たのをきっかけに、のんちゃんの愛娘ちゃんも遊びに来てくれて
母も新しい孫の誕生に大喜び。
何かをお願いする時の決まりも話し合えてすごく有意義な日本滞在となりました。
あ、娘ちゃんも交えてお風呂にも行ったな〜〜

そんなこんなでまた今回6月末に大阪に行ったわけですが・・・
空港から母の家に向かう時、近くにいたのんちゃんは、最寄り駅まで迎えに来てくれ、そして荷物を母の家に置いてお礼を言ってこれからの予定を話しました。

「奈良の銀行へ行って手続きせなあかんねん。あと病院も」
「そうなんや。ほなら連れてったげるわ」
「はい????」

おおお〜〜〜いい!!!!!
めちゃくちゃベタ惚れしてくれてる彼氏でもそんなんやってくれへんって(涙)
のんちゃんの顔を見る度に喜びのベソをかく母。
車に乗るや否や眠りに落ちる母。
飛行機の中ではほぼ眠れなかったけど、あまりのことの運びがスムーズで目も冴え・・・
やるべき用事を何個も済ませることが出来てキツネにつままれた気分・・・。
何年にも渡って懸念していた銀行の手続きを済ませ、私の第2の母の存在であるおばちゃんの顔も見に行けました(涙)
魔法使いか〜〜と思いました。

「のんちゃんありがとう〜〜」
「ええのんよ」(←のんちゃん節)

とさらっとした返事をして車を出して帰って行く彼女を見送り、胸が熱くなったのでした・・・

それ以外にも
母と髪の毛を染めに行った日に、近くにいたからと美容院まで迎えに来てくれたり、
私が福山から大阪に帰ってくる時に「新大阪まで行けるよ!」
と迎えに来てくれたり・・・
夜遅くデニーズで待ち合わせてタロットの練習をさせてもらったり、
日本での最終日にはなんと母の家から伊丹空港まで送って行ってくれるという優しさ!

まさにラブラブ期の彼氏級のスィートさでごさいました。
いや、日本で彼氏がおったことないからわからんけども(笑)

母とも妄想ストーリーを作ってふたりで大笑いをしているらしい。
自分が昔親戚宅で夜中にお腹を空かせて眠れなかった想い出が余りにも辛かった為に、誰かがお腹を減らしていることが何よりも気になる母は、
のんちゃんが来ると「お腹すいてない?」と質問するそうで
その度に「いやぁ〜大丈夫!こんなにたっぷりあるねん!」と生のお腹を見せた上に顔まで書いて触らせてくれるらしい。

そして、やっぱり明るくて気配りのできるのんちゃんは、老若男女問わずモテている。
働きウーマンの経験はしっかり積んだので、次はお嫁さんになりたいらしいです!他にも夢がいっぱいです。
モシモシの第2夫人だけではもったいない(笑)


優しさゆえに誤解されたり、愛されすぎたり、頼られすぎたりと大変なこともあるかもしれないだろう・・・
だけども、自分にも言える事だけどもまずは自分を全力で大事にして欲しいな〜

娘っ子も才能炸裂でこれからが楽しみ・・・

のんちゃんがモシモシの第2夫人なので、彼女の娘ちゃんは私の義理の娘・・・
彼女は私の卒業した大阪芸術大学の後輩!!!
娘ちゃんを迎えに行くというのんちゃんの車で芸大に26年ぶりに行って、名物の芸大坂を登ってたらゼミの先生にバッタリ!!!
も〜〜〜ミラクルすぎる(笑)先生も(うっすらと)私のことを覚えていてくださり嬉しかった〜阪井先生〜ありがとうございましたー!

久しぶりに足を踏み入れた芸大を案内してもらって、夢抱きまくってたあの日々が蘇ってきたぁ!
その夢・・・すでに叶ってたことに気づけた(涙)
これ、昨日の記事に書いていた気づきのひとつ。




なんやね〜ん!!!早く芸大くればよかったんか!
夢を思い出したいあなた!出身校に3時間滞在してください。思い出します。

のんちゃん、娘ちゃん、連れて来てくれてありがとうね。
まだまだ思い出はありますがキリがないので・・・

私は甘えさせてもらってるけど(笑)人のお世話はほどほどに
イタリアにはよ来てね!

いつもありがとうございます〜・・・

のんちゃん、娘ちゃん、周りの方々、
そして、これを読んでくださったあなたにもたくさんの幸せがありますようにイタリアより思い切りお祈りしています💖

生まれ変わってた大阪芸人大学。
また来るね!

サポート頂けたらすご〜く嬉しいです。 言葉にできないほどに。