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1000万以上の価値を感じた思い出

こんにちは、こんばんは
ごろーです。

「1000万円払うと言われても手放したくない思い出」
今回はこのテーマについて書いていこうと思います。

そもそも思い出をお金と比較するのが変な感じなのですが、
僕はお金を「受け取る人が感じる価値」を数値化したものと思っています。

具体的に言うと、
美容室や飲食店などのサービス業だとわかりやすいのですが、
「髪を切ってくれてありがとう」
「美味しい食事や空間を用意してくれたありがとう」
といった感じでサービスを提供されるお客さんが感じる価値、
すなわち「ありがとう」の大きさを言葉だけでは感謝が相手にちゃんと伝わらないのでお金という物質に変換して感謝を相手に示すのだと思っています。

なので1000万円というとんでもない金額と比べられるぐらい自分にとって大きな価値を感じてる思い出はなんだろう?と考えてみました。

僕にとってその思い出は、
「高専時代に部活後に売店で同級生や先輩、後輩達と過ごした時間」
でした。

学生時代に一生懸命クラブや部活動に取り組んだ経験を持ってる方なら感じた事がある方もいるのではないでしょうか?

特に高校生の以下の時代は大学生や社会人と違いその場に美味しいお酒や豪華な食事があった訳でもない。
にも関わらず、部活後に仲間と過ごす時間はとても楽しくてずっと続いて欲しいと毎日のように僕は思っていました。

この時に感じた安心感や居心地の良さ、頂いた情報は僕にとって本当にかけがえないものでお金では買えない価値のあるモノがたくさん詰まった時間でした。

何故、そう思ったのか?
について2つの面から以下にもう少し詳しく記述していきたいと思います。

「仲間」が一緒にいたから

人との繋がりを表現する時にこんな言葉を聞いた事があります。
クラスの繋がりは「友達」
部活の繋がりは「仲間」

両者の大きな違いは「価値観が共通しているから」という理由で繋がってるかどうか?だと思います。
部活動を共にしていると
「試合に勝ちたい」や「もっと成長したい」等の自分を高め結果を出したいという価値観が共通しています。

偶然同じクラスになったという関係にはこれがない。
だから同じクラスになったからといって、そこにいる全員と必ず仲良くなれる訳ではないんだと思います。

少なくとも僕はクラスの繋がりよりも部活での繋がりの方に深い関係性を感じていました。

また、そういった共通の価値観から生まれる
「一緒に戦っているという連帯意識や結束感」や
「負けたくないというライバル意識」があれば多少の意見の食い違いで一時的に仲違いがあったとしても関係性を修復していき、更に深い関係性を築いていけると思います。

令和の今の時代に「河川敷で殴り合いの喧嘩をして仲良くなる」なんて事はないと思いますが、少なくとも関係性が長く続いてる人とは必ず一回はぶつかってると思います。

ただのクラスメイトだった場合、ちょっとでも「この人とは合わない」と思ったらそこから距離を置き疎遠になっていってしまうのがほとんどだと思うのです。

当時、クラスでの友達作りがあまり上手くできていなかった僕が唯一腹を割って話をする事ができる関係性を作れたのが部活で一緒にがんばってた同級生や先輩、後輩でした。

「部活後の売店での時間」が一番自分が自分らしくいられてるなと感じられる瞬間でした。

そんな毎日の何気ない会話の積み重ねが自分の感じる居心地の良さや安心感に繋がっていたのだと思います。

自分で考えなきゃいけない「環境」

僕が在籍していたのは陸上部でした。
学校の部活動なので一応顧問の先生がいたのですが、高専という特殊な環境なのも有り、ほぼ毎日の部活動に顔を出さない先生が顧問だったので普段の練習メニューは自分達で考えなければいけないという環境でした。

自分で自分の目標を設定し必要なトレーニングを考え実際に行動していく。

言葉で言うと単純ですが、
言われるがままに義務教育を受け、与えられるがままに育ってきた人間にいきなりそんな事を求められてもすぐには実行できない。

僕はその典型的な実行できない人間でした。

ではどうするか?
先を行ってる先輩からトレーニング方法や考え方を教わったり、
一緒に練習させてもらったりするしかない。

幸いな事に全国大会でも結果を出している先輩に入部した当初から目をかけて頂いたので、一緒に練習させてもらう事でどういう風にトレーニングに取り組めばいいかを学ぶ事ができました。

その学んでいた場所もやはり「部活後の売店での時間」でした。

そこで話をする事で次に取り組んでいくトレーニング内容を決める事ができたり、なにげない会話やアドバイスから自分の課題を認識したりする事ができました。

そういった意味で自分が成長する為に必要な情報収集の場だったのだと思います。
もちろん陸上の事に関わらず勉強や趣味など本当にたくさんの事を学ばせて頂けたので部活以外の時間を充実させるうえでも、すごく有意義な時間でした。

まとめ

以上の2つの理由から僕が高専時代の陸上部での時間を有意義な時間として過ごせたのは先輩や仲間達に恵まれたからです。その楽しかった記憶の象徴が「部活後の売店での時間」でした。

自分を成長させ高めていくという価値観で繋がった仲間との関係性、
自分で情報を取りにいったり学ぶ姿勢を学ばせてもらった場所、
そういったものが「部活後に売店で過ごした時間」には詰まっていました。

このような心から自分が自分らしくいれて楽しめてると感じていた時の思い出はいくら1000万円という大金を頂いても手放したくないと思いました。

人生はたくさんの思い出作り

学生時代に楽しかった事を学生時代だったからと決めつけず、
社会人になってからも心がワクワクする時間をたくさん作りながら今が一番楽しいと思えるような生き方をこれからもしていきたいと思います。

その為には「共通の価値観で繋がった仲間」が絶対必要と考えます。
なのでこれからも積極的に自分の価値観を発信したうえで一緒に時間を過ごしたいと思える仲間づくりをし、「1000万円を払うと言われても手放したくない思い出」をたくさん作って過ごしていきたいと思います。

今回も読んで頂きありがとうございました。

ごろー

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