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ツアープロ・平塚哲二が教える!アプローチを簡単にする方法~『最も簡単な距離感の合わせ方』

ダフリ、トップ、チャックリ、距離感が合わない…など、短い距離なのに安定したアプローチが打てずに苦労しているゴルファーは多いはず。そんな人のために、通算6勝のベテラン·平塚哲二が、初心者でもできる“簡単にアプローチを打つ方法”をレッスンしてくれた!
平塚哲二(ひらつか・てつじ)プロフィール・1971年11月6日生まれ。京都府出身。 ツアー通算6勝。2010年にアジアンツアーで3勝を挙げた実力派ゴルファー。現在は『AbemaTVツアー』や地区オープンに出場しながら、ジュニアスクールで育成事業もおこなっている。

アプローチでよくあるアマチュアの間違いは…?

一番間違えているのは、[[体重の乗せ方]]ですね。[[左足体重にならずに、右足に体重が残るとダフリもトップも出てしまいます]]。できるだけスムーズに体を回転させるために左足体重のほうがいいです。

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手先の動きが強いと、体重が右に残ってしまう。体の回転で打つほうが鈍感でいいんですよね。これはパターの考え方も一緒です。余計な反応が入るのが一番ダメ。パターでも手首を使わないように打ちますよね。

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左足体重で手の力を抜いて打つ、これが大事ですね。左足体重の感覚を掴むには右足を後ろに引いて、左足1本に体重を乗せる。この状態で打ってみてください。

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次に、最も重要な[[ボールとの距離感]]です。

体がボールに近づくとダフり、体がボールから遠ざかるとトップします。みなさん自分では意識していないかもしれませんが、アプローチの動画で撮ってみると、動く人はむちゃくちゃ動いてますよ。できるだけ体が静かに動くのが一番大事ですね。

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ボールをフェースに乗せることも重要ですが、プロでもライによっては、フェースに乗らない状況はあります。例えば、ラフで、フェースに乗るか?ポッコン(=フェースの上っ面に当たり、真上にポンと上がってしまう球)。ラフで球が浮いているときに起こる)か?の半々だな…という時もあります。

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なので、僕はフェースに乗っても、ポッコンしても、同じ距離感が出るような打ち方をしています。ハンドファーストが強いと、フェースに乗るときと乗らないときの差が激しい。自分のなかでの感覚ですが、ロフトは立て過ぎず、フェースを開きすぎないようにしていますね。

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フェースに乗った場合は、低く打ち出してキャリーは出るがスピンが効いて止まる。ポッコンしたときは、高く出てキャリーは出ないが、スピンがかからないぶんコロがってくれる。平らなグリーンだと距離が揃いやすいですよね。「あ!」って言っても実際は寄っているみたいな…プロは結構そういう感覚があると思いますよ。

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