【ゴルフ】80台の人のスコアカード～いつでもスコア80台への道#1～
橘です。ゴルフでスコア80台を出すというのは、ゴルファーにとってひとつの目標であり夢みたいなもん。実際に80台でまわるのはちょっと難しいようです。でも90台でまわる力があれば、工夫や意識改革で達成できると思っています。今回から80台でまわるために必要なことについてご紹介していきますね。
スコア80台は「ゴルフが上手い人」
会社でゴルフコンペ。30人程度であれば80台の人はまぁ2、3人といったところでしょうか？ そういった人たちは役職や年齢は別として、スコア100台の人にとって憧れ。尊敬を集める人です。でもアナタがもし90台でまわれる力があれば、ちょっとした工夫で80台で回れると思います。しかし、90台と80台に大きな壁があることも確か。まず最初に「スコア80台でまわれる人」にはどんな特徴があり、90台になっちゃうアナタとは何が違うのか、スコアカードを見ながら分析していきたいと思います。
80台のスコアの特徴
不遜かつ恐縮ですが、私のスコアを紹介させていただきます。いつも80台とはいいませんが、おおむね80台でラウンドしていますので。
はい。スコアを並べただけでは「だからなんなの」ですよね。別に自慢したいわけではなく、こういったスコアになる人の特徴をちゃんと紹介しなくてはいけませんね。
ダボまではOKです
まず最初の分析は、パー3・4・5ごとのスコアです。3回のラウンドで、それぞれどんなスコアになっているか集計してみます。
なんとなく見えてきました。それではこれを率に変換してみます。
サンプル数が少ないのでなんともですが、パー5のバーディ率が7%というのはちょっと出来過ぎです。しかし特筆すべきことは以下の通りです。
全体を通して1/3はパー、1/3はボギーが目安
パー3では、2/3はボギーでOK
パー5では、1/2はパーであがりたい
いかがでしょうか？ アナタのスコアカードと見比べてください。
80台を実現するためには、ハーフ45未満で回ることが必要です。例えばout45、in44なら89です。仮にひとつパーが取れれば、残り17ホールはすべてボギーでOKです。しかしよほどの上級者でない限り、ダボ以上を1度も打たないというのは現実的ではありません。シングルのひとだってチョロします。ディボット跡に入って飛ばないということだってあるでしょう。だから目安として1/3ホール、つまりハーフで3ホールはパーが取れる力が必要になってくるといえるのです。
パーオンする必要ないです
次に分析するのは、80台のスコアのパーオン率です。パーオンとは「パットを2回打ってパーが取れる状態」のこと。パー4なら2打目、パー5なら3打目、パー3ならティーショットでグリーンに乗せることができているか否か。一方ボギーオンは「２パットでボギーが取れる状態」、言い換えれば「1パットでパーが取れる状態」か。このふたつを調べました。
整理してみて自分でもびっくりしました。パーオンする回数は5ホールに1回もないんです。パー率はトータルで33%。つまり17%しかパーオンしませんが、16%はボギーオンからのパー。つまり16%はすべてワンパットでしのいているということになります。パーを取るのに、別にパーオンでなくていいということです。ちなみにパーオンとボギーオンを合計すると82％。つまり悪くても5ホールに4回は（距離の長い短いはあるとしても）パーパットが打てているという状態なんですね。
まとめ～寄せワンパーがキモ～
まとめます。いつも80台で上がれる人のゴルフとは？
5回に1回ぐらいしかパーオンしないけど、半分に行かない程度に寄せでパーが取れて、ダボは1日に数回あったとしても、トリプルボギー以上の大叩きがほぼないゴルフ。
こんな人とラウンドした経験、ありませんか？ 自分より飛ばないし、長い距離のパットがズコズコ入るわけでもない。でも気が付けば自分よりいいスコアの人。こういう人って80台です。実に不思議に感じるかもしれません。でも、それでいいのです。別に飛ばなくてもOBさえ打たなければ、それほどスコアを崩すことはありません。グリーンに乗らなくてもアプローチでピンまで1m程度に寄せて、2回に1回でも1パットで沈めることができればOK。これこそが、80台が出せるゴルフなんですね。いかがでしたか？ なんか簡単そうに感じるかもしれません。実際、それほど難しいことではないです。ただし、一定程度の努力は必要です。
ではどんな努力が必要なのか？ 今後書かせていただきたいと考えております。気になる方、お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
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