【ゴルフ】リバーサイドフェニックスゴルフクラブ～ゴルフ場ミシュラン～
橘です。本日は私が所属するコース、リバーサイドフェニックスゴルフクラブをご紹介させてください。荒川河川敷にある4つのゴルフ場の最北・上尾市に位置し、今年で開場なんと56年目。都心からのアクセスもよく利用しやすいコースですよ。（21年7月21日最新情報を追加）
クラブの概要、アクセスなど
まずは基本情報をご紹介します。
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名称 リバーサイドフェニックスゴルフクラブ
所在地 埼玉県上尾市平方2606-1
電話 0487-25-1443
交通 関越自動車道川越ICから13km、首都高速与野ICから11km、JR埼京線指扇（さしおぎ）駅からタクシーで5分（クラブバスなし）
特徴 荒川河川敷に広がる18ホール。各ホールは樹木でセパレートされており適度なアップダウンあり。コーライとベントの2グリーン
練習場 10Y 6打席
クラブハウスは2014年に建て替えられました。
入口には黄金のフェニックスが2羽。
マークもフェニックスをかたどったものです。
天井は高くないですが、広々としたロビーには、けっこうしっかりとした売店も併設されています。クラブのレンタルはありませんが、ボールやキャップ、ウェアやシューズなども一通り買えるので、忘れたときとかは重宝します。時節柄、感染対策もバッチリ。
キャディマスター室はこんな感じ。練習場の利用はこちらでサインをしてください。
練習場はいわゆる鳥かご。20球で200円。ラウンド前のストレッチをかねて打っておきますか、程度です。
クラブハウス前のスタート室にカート置き場が併設されており、ここから橋を渡ってコースへ移動します。
ここからは本コースの名物ともいえるホールをピックアップしてご紹介しましょう。
outコース＝距離は短めでトリッキーな9ホール
まずはoutコースのホールをピックアップしてご紹介。inと比べて距離は短めですが、各ホールともフェアウェイ幅が狭いため、そこそこな難度です。
out3番 パー４
フェアウェイ中央に数本の巨木が立ち並ぶホール。距離は短めでパーを取りたいホールなんですが、ティショットが上手く打てても、ボールの位置が中央の樹木の下や近辺だと、グリーンが全然狙えません。しかもグリーン奥はバンカー。ちょっと大き目に打つと、それはそれで大けがしちゃいます。
out 4番 パー3
このコースで最も距離が短いパー3。冬場は左手奥に富士山が見えます。一見、なんてことないのですが、ガードバンカーの深さが50cm級。これは全体を通じていえることではあるのですが、グリーンが小さい。このホールはとりわけ小さく感じます。乗せるだけでも一苦労なホールです。
out 6番 パー5
コースレートによる最難関ホール。ティーショットが左にひっかけ気味に飛ぶとOB。右側は大きめなフェアウェイバンカー。2打目も簡単ではありません。左サイトはずっとOBだし、右サイドには大きな木が。
そしてベントグリーンの場合は、グリーン手間に池。飛ぶ人はOBを避けられてもセカンドがこの池入るみたいな。とにかくスコアを崩す要素がたくさんにちりばめられているホールです。
out 7番 パー4
ここも距離は短いのですが、フェアウェイが約230Y先でセパレートされています。しかも、その分断は「ちいさなコブ」によってもたらされているのです。ドライバーでナイスショットしても、このコブを越えられず、しかも盛り上がりの中腹でボールが止まろうもんなら、出すだけになる。ちょっとアンフェアにも思えるワナを避けるには、スプーンやクリークでの刻みがおすすめです。
out 9番 パー4
個人的にはリバーサイドフェニックスゴルフクラブの最難関パー4だと思っています。写真はコースの右手にある池側からティーイングエリアに向いて撮った写真です。この池の手前に刻もうとすると、160Y程度しか打てません。グリーンによっては残り200Y。だからといってドライバーを振りましてもキャリーで260Y以上飛ばさないと池は超えません。つまり、池の左手、ごくわずかなフェアウェイにボールを置けるか否かが勝負。大変です。
inコース=距離もたっぷり、広々とした9ホール
in 10番 パー5
午後のスタートからドライバーを振り回せるホール。セカンド地点左手にバンカーがありますが、フェアウェイ幅は広いので、それほど問題ではありません。きっちりパーが取りたいホール。
in 11番 パー4
長めのパー4。ティーショットの落ちどころが狭く、グリーン手前にある2つのバンカーが行く手を阻む難度の高いホールです。バンカー手前にちゃんと刻んで寄せワン狙いのボギーで御の字。
in 12番 パー4
右に軽くドッグレッグしたホール。左グリーンのときは、左側にあるバンカーが気になります。グリーンとグリーンの間にちいさめのバンカーがありますが、ここが何気に利いていて、入るとパーもままなりません。セカンドの精度が問われるホールです。
in 13番 パー3
個人的には、リバーサイドフェニックスの最難関パー3だと思います。右がコーライグリーン。左がベントグリーン。どちらを狙っても手前にある池が目線に入ります。そしてティーの位置によって著しく難度が上がる。もともとグリーンそのものが小さめなので、低い打ちだしだとグリーン奥までランしてしまうため、寄らず入らずの素ダボを覚悟しなければなりません。
in 14番 パー4
バックティで最長432Yでパー4。どんだけ長いんだ。写真はセカンド地点。ティーショットが左のバンカーを避けることができても、目の前に2本の木が立ちはだかります。すこし飛んだら木の根元っていうことも。かといって右サイドは打ちにくい。数少ないOBゾーンですから。
in 17番 パー4
右サイドはすべてOBゾーン。そして左サイドは220Yで届いてしまう池。しかもフェアウェイが全体に左に傾斜しているので、フック気味でフェアウェイセンターへ飛ばしても、転がって池にインしちゃいます。
池の手前にレイアップすると、200Ｙ以上のセカンドが残ります。
しかもグリーンの傾斜がきつめなので、アプローチの難度が高い。ボギーでもパーとれたような感じがします。
レストランの名物メニューをご紹介
さて、ここからはレストランでぜひ食べていただきたい名物メニューをご紹介します。
レストランは座席が少なめで広々。テーブルとテーブルの間が広いので圧迫感もなく、リラックスできます。
メニューはセット系が10種類程度。四半期ごとにメニューは変わりますが、サンドイッチを軸にしたメニューはほぼ変わらずに継続しています。こちらはサンドイッチセット1,000円。サンドイッチにゼリー、フルーツ、コーヒーが付きます。ボリュームがない分、午後から満腹で身体が動かないよね、というこもなくおすすめです。追加でコーヒーを頼む必要もないし。
おすすめはステーキ膳。通常1,800円なんですが、500円で食べられる日があるんですね。いわゆる閑散期の週末、集客のためにすべてのメニューを500円にする「ワンコインデー」（後述します）。私はこの日は、だいたいステーキ頂いています。
夏場の新メニュー。冷しゃぶとダシでいただく鯛茶漬け。なかなか気が利いたメニューですね。
朝食はおにぎりとお蕎麦のセットが450円。なかなか良心的な価格です。
夏場のラウンド後にぜひ食べていただきたいのが、かき氷。380円。隠れ名物メニューなんです。
予約は公式HPで十分です
予約方法ですが、いちばん簡単なのは、コースに電話することです。リバーサイドフェニックスゴルフクラブでは、この界隈ではめずらしく、ビジターでも１名で予約することができます。じゃあなんのためにメンバーシップなのかと聞かれると、ほんと困ってしまいますが。実際、ビジターで1名で来られる方も多いです。
公式ホームページからオンライン予約タブをクリックしてください。予約するにはオンライン予約メンバーとしての登録が必要となります。
オンライン予約登録すれば、IDとパスワードを入力すると予約画面に移動できます。予約できる時間帯だけ表示されるので便利。もちろん、ここでも1名で予約するページが独立して設定されています。つまり、ひとりで予約した人たちだけで組み合わせが成立するので、特定のグループにひとりで参加して居心地が悪い、なんてことはありません。
気になるプレーフィーですが、税別表示で上記の通り。これから消費税、ゴルフ場利用税（埼玉県は800円）などがかかります。注目は（昼食500円）という表示。寒い冬、暑すぎる夏の平日は、ランチが無料になったり500円均一になったりと、とてもお得になります。web予約登録しておけば、不定期で実施される割引料金の案内をメールで受け取ることもできます。要は予約が少ない日程などが見えてくれば、コースが人を集めるために特別割引を実施するんですね。なかなか商魂たくましいコースです。
メンバーになるのに審査は一切なし
いかがですか？ わがホームコース、お気に召していただけましたでしょうか？ 実はリバーサイドフェニックスゴルフクラブ、メンバーになるのにもとっても敷居が低いことでも有名です。住民票さえあれば、フロントで受け付けてもらえます。誰でもいつでもメンバーになれるんです。かかる金額はこんな感じです。（ちょっと変わっているかもしれません）
預託金 10万円
名義書換料 55万円
年会費 3万円
公式ホームページでも取り扱い業者の連絡先が載っていますので、ご参考になさってください。っていうか、来場したときにフロントで聞けば、丁寧に教えてくれます。なんてったって、商魂たくましいコースですから。
メンバーになれば、週末のプレーフィーが食事付で約1万円。ビジターのハイシーズンが1万6000円ぐらいなので、1回で6000円安くなります。5回のラウンドで十分に年会費分の元はとれます。週末しかラウンドできない普通の職業の方にはおすすめですよ。
ちなみに競技もそこそも盛んです。HC18まではAクラス、HC19以上はBクラスとなり、各クラスごとに月例競技会が月1回。ABクラス合同の平日競技会が月1回。それとは別にハンデ戦となる理事長杯、スクラッチのクラブ選手権、シニア選手権、グランドシニア選手権もあります。
ちょっと懸念材料もあります
いかがですか？ 会員権購入、ちょっと興味わいてきましたか？ ただ、残念ながら懸念点もあります。
荒川第二・三調整池整備計画というのをご存じでしょうか？ 2019年秋の台風19号の影響で荒川水域が決壊し、群馬・埼玉を中心に大規模浸水したことをきっかけに、もともと計画されていた工事が大幅に前倒しされたんですね。
調整池というのは、河川が氾濫しそうなとき、その水を流し込むことで堤防の決壊を防ぐために作られる人工池のことです。いまから15年前、すでに荒川第一調整池が完成し、2019年の台風19号時でも大活躍していたんです。その第二・第三池が一部で着工しています。
リバーサイドフェニックスゴルフクラブでは、敷地内に駐車場がないため、河川敷の一部を国から借りて駐車場に代用していました。しかしこの駐車場として利用していた敷地は、堤防になることが決定しており、2021年には工事が始まるようにアナウンスされています。コースでは急ピッチで隣接地に駐車場をつくるべく工事を進めていますが、状況によってはコースの予約ができても駐車場が満車で近隣のコインパーキングまで車を止めに行くようなことが起こるやもしれません。これは難儀。とても難儀です。
まとめ
いかがでしたでしょうか？ リバーサイドフェニックスゴルフクラブの魅力、伝わりましたでしょうか？ ビジターでも一人で気軽に予約できる珍しいコースです。ぜひ一度、ラウンドしてみてください。
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