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同じ本は何回読む?電子書籍やオーディオブックの利用により変わったこと

本を読む時、同じ本は何回読みますか?

私は、昔は「一度読んだら終わり」でした。

そんな私の読書の仕方も、社会人になり、読む本の内容が変わるに連れて変化していきました。

🔷ミステリー小説からビジネス書へ

学生時代は小説ばかり読んでいたので、最初から順番に読み進めていき、最後まで読んだらおしまいでした。

読み途中から再開する時に、前に読んだ内容を少し振り返ったり、最後まで読んで気になったシーンをもう一度反芻したりはしましたが、基本的には一方通行。

特にミステリー小説が好きだったので、読み飛ばして大切な言葉を見落としたりしないよう、一言一句丁寧に読んでいました。

そんな私が社会人になり、ビジネス書を読み始めたらどうなるか?

最初の頃は、小説と同じように、最初から最後までじっくり読んでいました。そして、最後まで読み終わったら「なるほど〜。いやー、面白かった!」。

…読書後も、ミステリー小説の時と同じく、脳内で「あそこの内容が面白かったなぁ」と反芻して満足して終わっていました。

🔷媒体の変化に伴う変化

ですが、最初から最後まで1回しっかり読んだところで、しばらくしたら内容をどんどん忘れていきました。

そりゃ、一度読んだだけで、メモもしないで内容をしっかり身に付けるなんて芸当、無理に決まっています。

でも、数年前までは図書館で借りてきては読んで、終わったら返して、また新しい本を借りて…ということが多かったので、一度読んだら、手元からその本がなくなってしまい、くり返し読むことができませんでした。

ですが、Kindle Unlimitedを利用するようになり、Audibleを利用するようになり……、スマホ1つあれば同じ本をくり返し読んだり聞いたりできる環境が整いました!

すると、とてもお手軽に同じ本をくり返し読むことができるようになりました!

🔷本は何度読んでもいい

そのため、今では気に入った本は繰り返し読んだり聞いたりしています。

「あれ?あの本には○○って書いてあったんだっけ?」と記憶があやふやになった時に振り返ったり。

気に入っている本は月始めに必ず聞くようにしていたり。

“繰り返し読書”が違和感なく自然にできるようになりました。

昔は「同じ内容を繰り返し読むなんて時間の無駄」と思っていました。

しかし今は、繰り返し読むことで、前回は気付かなかった新たな発見があったり、本の内容がどれだけ身に付いているか確認できたり…、とても有効だと身をもって理解できました!

同じ本を何度も読むことは無駄じゃない!
そう思ったら、より読書の面白みが増えました。


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