小学校の先生から“嘘をつかない”ことの本質を学んだ
皆さん、子供の頃「嘘をついてはいけません」と言われていましたか?
どうして嘘をついたらいけないと思いますか?
私は、昨日小学校の先生のお話を聞いていて、大人になってやっと
「嘘をついてはいけない」
理由を学びました。
嘘をつかない、その本質は“自分の弱さを認めること”にあると気付かされました。
🔷子供の授業参観&懇談会にて
昨日は、小4息子と小2娘の授業参観&懇談会がありました。
同時開催だったため、夫婦で手分けして参加したのですが、私は小2娘の懇談会に出席しました。
懇談会では、校長先生のお話やら連絡事項やら色々お話聞いたのですが、その中で1つはっとさせられることがありました。
それは先生の自己紹介からの流れでした。
「僕は、子供達に“やってはいけないこと3つ”を教えています」
と話し始め、その中の1つが
「嘘をつくこと」
でした。
最初は
「うんうん、段々巧妙な嘘をつき始める頃だしねぇ」
位の気持ちで聞いていましたが、その理由を聞いて衝撃を受けました。
🔷なぜ嘘がいけないのか
「どうして嘘をついてはいけないのか?それは、嘘をつくことは、自分の弱さを隠そうとすることだからです。と伝えています」
たしかに!
たまに「本当はできるけど、面倒だから嘘ついてできないって言っちゃおう」というパターンもありますが、
大概が“自分ができないことを隠すため”、“恥ずかしいところを知られないようにするため”だと思います。
本当は分からないのに、そんな自分を知られるのが恥ずかしいから分かっているフリをする。
実は失敗しちゃったけど、できない自分をバカにされたら嫌だからできたフリをする。
これって、子供だけじゃなくて大人もやってしまうと思います。
🔷自分の弱さを受け入れる強さ
嘘をついて、自分の弱さを隠したり見ないふりしたりしていると、自分で自分が受け入れられなくなってしまいます。
こんなこともできないのはダメだ!
できないなんて知られたらダメだ!
そうして、一度ついた嘘に苦しめられていくようになるのです。
だから、嘘をつかずに素直に自分の弱さを受け入れることは、怖いし恥ずかしいけど、とても大事なこと。
子供が何かやらかしてしまった時。
「よそ見していて牛乳こぼしちゃった」
「人参嫌いだから残しちゃった」
「宿題やるの忘れちゃった」
正直に言われても、ついつい
「何やってるの!」
と怒ってしまいがちですが、
“できなかった自分を正直に話した勇気”を褒めてあげることを忘れてはいけないなと、改めて思いました。
そして、私自身、自分の弱さから逃げるための嘘はつかないようにしようと心に決めました。
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