フィルムカメラが流行っているって?

Z世代がどうしたって?
なぜ最近は、大人たちは「Z世代」ってもてはやすのだろう?
私も職場で、20代同僚と仕事をしているし、その価値観や考え方、態度や言動にビックリも感動も、感謝もするけれど、なんでもかんでも枠にはめるなってこと・・・という私たちも「新人類」の少し前だったか。

もう10年ほど前から「フィルムカメラが高校生に人気」なんて言う記事を見かけてきた。10年前高校生だった彼女は、今27歳。最新のgalaxyか、iphone
で「画像」をとりまくっているだろう。

けれど「フィルムカメラ」をもった女性とすれ違うことも、珍しくなくなった。ファッション(アクセサリー)と割り切るには、少し重いだろう。
それでも渋谷、原宿辺りには、かならずいますね。ぶら下げている若者が。

キタムラさんや、フジヤカメラさんにいけば、大変手入れされたフィルムカメラが手ごろな金額で入手できますが、欠かせない「フィルム」が高額すぎて、私も簡単には使用できません。そう、その気になれば感動品が手元にあるのです。

「父の形見」オリンパスTRIP35

電池不要の便利なカメラ・・・。

あぁ、これでどれだけの「写真」を撮っただろう。今となっては、そのネガもプリントもわからなくなっています。しかし、家族旅行、遠足、運動会、私の記録の大半は、このTRIPでも撮られているはずです。
今でいうスナップは、これで撮った時代が長かったと記憶しています。

シャッターは押すけれど、どんなふうに写っているか、わからないのがフィルムカメラのドキドキ感と言われますが、当時はそんなことに「ドキドキ」なんてしていなかった。だって、それは当然のことだったからです。

今はフィルムで撮った写真をデータで渡してくれるそうです。
そして女子高生たちは「あ、ネガはいらないです」というそうです。
バリ昭和のおじさんにとっては、意味不明だけれど、そういう時代ということです。


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