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自分のキャリアを物語で語ってみる

こんにちは。へびそるです。
私は普段、エンジニアのキャリア支援をしています。
今日は「自分のキャリアを物語で語ってみる」と題して綴りたいと思います。
画像の出典:51581さんによるPixabayからの画像

こちら私の自己紹介です。お時間許す方は覗いていってくださるとうれしいです!


ストーリーを語れると強い

私は今年45歳になります。45歳からのキャリア戦略について最近考えています。勢い、転職も視野に入れ始めています。
いざ転職!となったときに、自分をどう自己紹介するのか?というのは大いに悩むところです。

私の中での一つの答えは「自分だけの物語・ストーリーを構築して語る」です。
その答えに行きついたきっかけは現職での経験にあります。現職ではエンジニアの人材派遣をしていますが、派遣先企業様へ提案する際には、そのエンジニアの過去、現在、未来のキャリアと目の前の業務を結び付けられるようなストーリーを構築して語るようにしています。
そうすることで静止画が動画のように動き出し、平面的なものが立体的に見えてきます。無機質なものが手触りを感じられるようになります。その人だけの物語になります。

これって自分のキャリアを他者に説明する場面で応用できるのでは!?
と気づきました。
考えてみれば、私がミートキャリアさんのキャリアサポーター・アカデミーを受講した際も、noteを始めた際も、自己紹介にはストーリーを盛り込みたいと試行錯誤していました。

そこで自分の過去、現在、未来のキャリアを物語のようにまとめてみたいと思います。(果たしてうまくいくかどうか・・・)

過去の私

大学時代はひたすらトライアスロンに打ち込んでいた私は、働くことに対して真剣に向き合うことがないまま、なんとなく前職の某スポーツアパレルメーカーに入社します。前職には6年在籍しましたが、前半の3年間は暗い思い出しかありません。人づきあいが下手で熱意もなかった私は、仕事でつまづくたびに自分で壁をつくり周囲から孤立していました。ついた先輩も仕事に厳しい人で、怒られる日々。
後半の3年間は前向きな時間となりました。新設の部署に異動し、年下が多い中で必然的に自分が主体的に仕事を進めざるを得ない立場になったのです。前述の先輩とは異動後も仕事で絡むことがあったのですが、いつの間にか対等に話ができている自分がいました。キャリアで最初に成長を感じた瞬間です。
前職を退職する際にはその先輩から「初めての後輩で接し方が分からず、自分の感覚を押し付けているのではと葛藤していた」とメールをいただきました。そんなことを微塵も感じていなかった自分の未熟さと先輩の葛藤を思い号泣しました。その先輩とは退職後も交流が続いています。

30歳を手前に現職の人材派遣会社に転職しました。
現職では製造業のクライアントと自社正社員エンジニアという二つのステークホルダーに対して、一人の担当が向き合います。いわば両面型の人材派遣です。
前職ではルートセールスしか経験していなかったため、本格的な法人営業は初めてでしたが、日本を代表する大手企業の部長クラスの方々と接点を持たせていただくことは刺激的で学びが多くありました。
そして何より、自社のエンジニアからたくさん勉強させていただきました。
いまの私のキャリア志向があるのはエンジニアのおかげです。
人材派遣は3ヶ月や6ヶ月の契約をクライアントに更新いただくことで成り立つビジネスです。一寸先は闇。いくら現場で評価されていてもトップの判断で覆ることが日常茶飯事です。そしてクライアントは、外部の人間である派遣会社のエンジニアを叱ることはほとんどありません。クライアントには派遣社員の育成責任はありません。叱ることで仕事がやりづらくなるくらいなら、人を入れ替える方を選びます。
たとえ今の契約が終了しても、市場動向と自分の経験スキルを冷静に鑑みて、不足しているものを常に補う努力をしていれば選択肢に困ることはない。
そうやって常に自分のキャリアに向き合うエンジニアと一緒に仕事をする中で、自分自身の成長を実感でき、充実した日々を送ってきました。

現在の私

現職では仕事も順調でした。営業課長に昇進し、成果も挙げ、順風満帆だった2020年に転機が訪れます。高校時代の友人が急逝しました。
2週間前にグループLINEでやりとりしたばかり。信じられませんでした。
人生は有限だと思い知らされました。
そして「今の会社が好きだし、大きな不満はないし、それなりに一生懸命やってきて報われている感じもある。でも、本当にこのままでいいのか・・・?」
とモヤモヤするようになりました。

自分に向き合って考えていくうちに、一つの答えが見えてきました。
これまでは自分の人生を歩んでいるようにみえて、実は会社に自分のキャリアを預けていたのではないか?
自分の歩いているレールは自分ではなく会社が敷いたレールなのではないか?
キャリアの主導権を自分の手に取り戻す!
自分の人生は自分で設計する!
と思いを新たにしました。

自分の持っているスキルを棚卸したときに「エンジニア」と「キャリア支援」というタグが浮かび上がり、それを客観的に確かめるために、個人のキャリアカウンセリングを行うミートキャリアさんのキャリアサポーター・アカデミーを受講しました。
率直なフィードバックを講師であるプロのキャリアカウンセラーの方からもらうことで、自分がこれまで培ったスキルは、社外でも通用することがわかり自信になりました。

未来の私

現職では拠点長に昇進しマネジメントを中心に行っています。キャリア支援の経験値は積めていますが、自分で顧客を開拓する営業からは離れています。この仕事はできてもせいぜいあと10年です。55歳になれば第一線から退いていきます。
55歳から75歳まで働くことを考えたときに、マネジメントスキルが高いだけで現場を離れて久しいシニアを受け入れてくれる選択肢は少ないと考えました。
だとすれば、45歳の今、より現場に近いところに身を置くことで、75歳までのキャリアを再構築したい。では何をやるか。
自分のタグである「エンジニア」「キャリア支援」を現場で実践できる仕事であればこれまでの経験値を活かせるものと考えています。

準備を着々と

自分のキャリアを物語で語ってみました。
まだまだ改善の余地はありそうです。

2週間前に綴ったnoteでは、以下のことを取り組もう、と書きました。

・人材紹介会社について自分なりに調査する。
・自分のネットワークで人材紹介周りの方に話を聞く。
・製造業やIT業界について自分なりの知見をnoteで発信する。
・職務経歴書やLinkedInをアップデートする。

人材紹介会社の人には来週お話を伺う予定です。キャリアサポーター・アカデミーの卒業生に思い切って声をかけてみたら反応があって、めちゃくちゃうれしかった(笑)
夏休みには職務経歴書のアップデートにも取り組もうと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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