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45歳からのキャリア戦略⑥~退職理由・転職理由・志望動機の違い~

こんにちは。へびそるです。
今後のキャリアに絶賛葛藤中の40代です。
今日は、45歳からのキャリア戦略⑥~退職理由・転職理由・志望動機の違い~、と称して自分の今後のキャリアについて綴りたいと思います。
画像の出典:Lucas WendtさんによるPixabayからの画像

こちら私の自己紹介です。お時間許す方は覗いていってくださるとうれしいです!

退職理由と転職理由と志望動機

転職活動をすると、転職理由を聞かれます。
んなことは当たり前だろ!って思っていましたが、いろいろ調べてみると、転職理由には、厳密にいえば退職理由と転職理由の2つがあるようです。

転職を検討している人の多くは、前職や現職に対する不満や物足りなさを持っていることと思います。そして、転職理由の本音というと、その不満や物足りなさを打開するためと想像する人が大半でしょう。
しかし、中途採用の面接においては、それは厳密には「退職理由」に該当します。「退職理由」は退職のきっかけになったこと(過去)で、「転職理由」は転職先で実現したいこと(未来)です。そして、どのような尋ね方であっても、面接担当者は「退職理由」と「転職理由」の両方を把握したいという意図で、転職理由に関する質問をします。まずは、この2つの違いをしっかりと理解しましょう。

引用 https://directscout.recruit.co.jp/contents/article/5674/

なるほど。
「退職理由」は退職のきっかけになったこと(過去)。
「転職理由」は転職先で実現したいこと(未来)。

たしかに、「なぜ現職を辞めるのか」だけを説明されても、「転職して何をしたいのか」がないと、「で、どうしたいの?」と思われそうですね。
採用する企業側としても、退職理由を聞くことで、ウチに入ってもすぐに辞めないかを確認したいし、転職理由を聞くことで、ウチで求職者のやりたいことを実現できるか(マッチするか)、そして活躍してもらえる人材かを確認したいんですよね。

え、ちょっと待てよ。「志望動機」という言葉もよく聞くよね。
上記の「転職理由」には志望動機も含まれているような気がする。
改めて調べてみる。

志望動機と転職理由はリンクする部分がありますが、志望動機はこの企業なら思い描いた仕事ができると確信した理由です。
例えば、転職する理由が「もっと高い給与を望みたい」や「職場の人間関係の問題」であったとしても、これらは転職先にその企業を選んだ動機にはなり得ません。
転職する理由となった原因を取り除くために別の企業を選ぶのですが、転職する理由をそのまま志望動機と捉えれば、それは“前の企業でなければどこでも良い”などといった考え方になってしまいます。
転職を決意したあとに、自分の望む条件に合った企業を探します。そして多くの企業の中から“その企業”を選んだ理由、“その企業でなければならない理由“こそ志望動機として明確にすべきことなのです。

引用 https://www.geekly.co.jp/column/cat-jobsearch/1903_071/

なるほど。改めて整理するとこうなりそうですね。
退職理由:退職のきっかけになったこと(過去)
転職理由:転職して実現したいこと(未来)
志望動機:数ある中からこの企業を選んだ理由

そこで自分の退職理由、転職理由、志望動機を整理してみます。

退職理由(私の場合)

一言でいえば、エンジニアのように職業として何者かになりたい、
と思ったことが理由。
現職ではエンジニアの人材派遣を全国で事業している。
仕事柄、エンジニアのキャリアや市場価値についてよく考える。
そして否が応でも、エンジニアと自分を比べる。
自分は拠点責任者のポジションで仕事をしているが、
「何でもできそうだけどこれといった強みや専門性がなく、結局何にもできない人」になっていくのではと危機感を持った。

転職理由(私の場合)

退職理由で「何者かになりたい」と言ったが、ビジネスパーソンを対象とした対人支援のプロフェッショナルになりたいと思っている。

志望動機(私の場合)

今の自分には、法人営業や個人のキャリアに向き合う経験値はあるが、〇〇や〇〇はまだまだ乏しい。
そういった経験値を積めることは自分にとって対人支援のキャリアの幅を広げる大きなチャンスと思っている。

整理してみると、こういうロジックですね。
・何者かになりたいと思った。でも現職ではなれない。だから退職する。
・何者がなにかを考えた結果、対人支援のプロになりたい。
・その会社では、対人支援のプロになるための、これとこれが手に入る。
・だからその会社に転職したい。

このあたりが整理できると、転職活動もはかどりそうです。
転職エージェントに対してもはっきりと自分の要求を伝えられる気がします。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!



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