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6月度 新馬勝ちピックアップ馬一覧


皆様こんにちは。
タイガーマスクGです。


本日で6月が終了となりますが、今月は2歳の新馬戦がスタートし私自身も「新馬勝ちピックアップ」と題してデビュー勝ちを収めた馬の中から気になる馬を何頭か取り上げて参りました。

今回はそのおさらいを兼ねて、改めて気になった点や総合的なまとめを行って参りたいと思います。ぜひ最後までお付き合い頂けると幸いです🙇‍♂️






ピックアップ馬


1.ノッキングポイント

2022/6/4 東京5R 芝1600m
評価『B+
短評:「テンよし・中よし・終いよし」の好内容。トモが流れ気味だが早期デビューという点を考えれば十分許容できる。モーリス産駒としては小柄な馬体(464kg)が良い方に出るならば楽しみは大きい。


2.ダイヤモンドハンズ

2022/6/4 中京5R 芝1600m
評価『B+
短評:全体的にやや忙しさを感じる内容ながらスムーズな追走時のフォームには素質の高さを感じた。気性面や走りのバランスはまだまだ新馬らしさを多分に残しており改善が必須だが、将来性を見込んで評価を上げた一頭。


3.マラキナイア

2022/6/11 中京5R 芝1600m
評価『A』
短評:フォームや脚さばきのバラつき、手前変換のぎこちなさ、荒削りなレース内容と課題は多いが、雄大なフットワークは422kgの馬体重が嘘のよう。成長すればクラシックに限らず非常に楽しみな存在。


4.プロトポロス

2022/6/12 中京5R 芝1200m
評価『C+
短評:スプリント戦で0.6秒差を付けたという点は圧巻で、パフォーマンスだけを見れば文句なしの高評価。新馬らしい幼さやアンバランス感が今後の課題として挙げられる。


5.ウンブライル

2022/6/18 東京5R 芝1400m
評価『B』
短評:肩ムチ一発で鋭く反応し、耳を立て本気で走っていないまま後続を3馬身半突き放した内容は大物感を漂わせる。気を抜く面や1400mでテンから出していった事が悪い方向に働かなければ楽しみは広がる。


6.ファントムシーフ

2022/6/18 阪神5R 芝1600m
評価『C』
短評:パフォーマンスこそ目立ったものはなかったが特筆すべき課題もなく新馬としては優秀な一頭。このような欠点の少なさは混戦時やライバル馬に弱点が出た際に有利に働く。


7.スプレモフレイバー

2022/6/19 函館5R 芝1200m
評価『C+
短評:キャンター時のハミ受けやレースでの綺麗なフットワークに全体的な質の高さを感じる。母譲りの前向き過ぎる気性が今後レースを重ねてどう影響してくるか。


8.カルロヴェローチェ

2022/6/26 阪神5R 芝1800m
評価『B+
短評:抜群の体幹は現状の2歳既走馬の中でもトップクラス。レース内容としても文句の付けようがなく唯一さばきの硬さが気になった程度。限りなく『A』評価に近い。



※馬名をタップすると各馬の記事に飛ぶことができます。

※評価ランクについて
『S・A+・A・B+・B・C+・C』の7段階にて区分。
新馬勝ちを収めた馬の中から厳選してピックアップしているため「『C』=低評価」という訳ではありません。
取り上げている時点である程度の評価を与えていると考えて頂けたらと思います。




まとめ


「仕上げを早く、使う数を少なく」という近年のトレンドから期待馬の早期デビューが多く見られる昨今だが、今年も例に漏れず多くの素質馬がデビューを果たした。今月は8頭の勝ち馬を取り上げたが月間でさらにピックアップするのが困難にさえ感じる。

そんな中、最上位評価(『A』)を与えたマラキナイアは上記8頭の中で最も課題が多いだろうと個人的に考えているが、それでも高評価を与えたのはフットワークの素晴らしさに尽き、成長力を見込んで期待したい一頭である。
次点は『B+』で3頭いるが、前述の通り『A』評価に限りなく近いカルロヴェローチェを高く評価。戦前の追い切りだけで考えればマラキナイア以上に良いものを感じ、さばきの硬さを除けばパーフェクト。ただ硬さなどに関しては自身の好みによるものが大きい気もしている。

もちろん、新馬戦で敗れた馬の中にも今後楽しみな存在が何頭かいたため、それらの動向にも注目して参りたい。





以上、6月度新馬勝ちピックアップ馬一覧と総評でございました。


皆さんの評価や見解はいかがでしょうか。宜しければぜひコメント等でお教え下さいませ。



最後までお読み頂きありがとうございました🙇‍♂️




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