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映画録:Dr.コトー診療所(2022, ネタバレあり)

今日はDr.コトー診療所の映画を鑑賞。ドラマとしてずっと見てきました。

富良野塾出身の吉田紀子さんが脚本ということもり、とにかく北の国からが好きなんだろうと思います。

前回のドラマ録(1期,2003)から、2期(2006)をみてきて、その後。

Dr.コトー先生演じる吉岡秀隆さんと看護婦の五島彩佳(柴咲コウ)が結婚しお腹に子どもがいる状態。

  • 妊婦の柴咲コウがお産間近

  • コトー先生が白血病を患い限界間近

  • 大学を中退し医者資格を持たず、東京で医療事務最中に目の前の緊急オペに何もできなかった原剛洋

  • 研修医として赴任する織田判斗

  • コトー先生へ新たな役割をお願いしようとする坂野孝(大森南朋)

そんな中、台風が来て相変わらず島民は好き放題し、怪我人が診療所へ殺到する。
絶体絶命のピンチを気力でコトー先生が最後に乗り切っていました。

一言でいうと、やり過ぎです。
これら正直ドラマの時からそうだったのですが、全てに映像をつけて、フラグをたてて、説明しようとする感じがある。
展開が完全に予想できるし、正直何とか解決するドラマを描きたいのだろうなというのがひしひしと感じる。

プレバトが好きなのですが、俳句の夏井先生の言葉「季語の力を信じる」「説明するな」を思い出しました。

視聴者はもっと分かっているだろうし、それを一個一個説明せずとも良いのではと思いました。
論点にしたいことはすごく良いと思っているのですが(医者の役割とはとか、島の医療の難しさとか、仕組みづくりの課題とか、医者でない人にとっての医療行為とか、子どもが島を出ていく様子とか)、何ともその情報をてんこ盛りにしすぎている気がします。

あとは、状況が非現実すぎて、入り込めませんでした。さすがに全てが全て重なり過ぎだし、白血病となったときに有無を言わさず病院いけよ、島民もうちょっと考えて行動しろよ、ピンチになったときみんな固まってないで動けよ、などなど。それを手術で解決できるのかとか。

ドラマですね。

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