ガリガリ体型には軽々しく言及するけど、太っていることには言及しないでねってどうなの?

ウォニョンが細くたっていいじゃん


元IZONEで現IVEのセンター、ウォニョンがしょっちゅう体型批判の的になっている。

痩せすぎている、ガリガリだと指摘されてる。
ガリガリすぎて見てられないだの、貧相だの散々な言われようだ。
また本人が言ってないのに、拒食症だと決めつけられていたりする。
まだ17歳に対してである。体型がこれから変化する時期だし、体型の批判にナーバスな時期でもある。

近年は、標準体型モデルの採用がトレンドになったり、ルッキズムが問題視されたりして随分とデブという言葉に対して世の中が慎重になってきた。太りすぎなど体型批判することはタブーとする風潮が生まれつつある。

太っている人には配慮するが、痩せてる人には遠慮なく批判するってどうなの

しかし、太ることに悩む人が痩せていることで悩む人より数が多いゆえ、痩せている人は時に過剰な美意識を持つ人と決めつけられ、痩せている自分に自惚れて過剰にガリガリ体型になってしまった人とされる傾向があるように思う。

私は高校生の頃ガリガリだった。でも別にダイエットしていた訳ではなかった。食事も家族と同じものを食べていたけど、ガリガリだった。間食もしていたし、他の高校生と同じようにスイーツ食べ放題などにも行って、周りと同じ量食べていた。
しかしガリガリだった。
今現在は当時から多少ふっくらしたし、生理が来たのが16歳とかだったので第二次性徴が遅かったんだと思う。従って中高生時代ずっと、成人女性の体つきというより、ガリガリー児童の体つき っていう感じだったんだと思う。

周りにはガリガリだと言われ続けていたから、もはや麻痺していたけど、
もっと食べなよ、痩せすぎだよ、拒食症になるよ、など 私の体質を知らない人からは特に言われていた。
初対面の人も「わー棒みたい、わー骨と皮だよ」など遠慮なく言ってきた。

「あそこまで痩せたいとは思わないわー私は綺麗に痩せたいし」「痩せてれば綺麗な訳じゃないと思うし」など、関わりがなくても批評されたりした。

今思えば、かなり頻繁んい体型について言及されていた。当時は病まなかったが、今考えれば相当な言われようだったと思う。

もちろん実際に拒食症や、ガリガリまで痩せることが正しいと勘違いしている人がいるから本気で諌めようとして言ってくれてるのかもしれない。

しかし太った人が全員怠惰な生活のせいで太ったわけではないように(病気で太った人や、遺伝的原因、生育環境など)痩せている人も全員、痩せたくて痩せているわけではないのである。

その前提をすっとばして、「ガリガリだから太った方がいい、あなたは痩せているのが美しいと勘違いしてるけどガリガリだから」みたいなアドバイスが必要なのだろうか。

ぽっちゃりしている人に軽々しく「怠惰な生活改めた方がいい」などと昨今発言しないように、痩せている人するそういったアドバイスは余計なお世話としか言いようがないと思う。

デブと言われると怒るけど、人のガリガリ体型は平気で批判する

私は散々中高生のときガリガリだから太った方がいいなど、女子などから謎アドバイスをもらった。一方で、私が彼女たちの体型に一ミリでも言及しようものなら(ちょっと太った?もう少し痩せてみたら?等)烈火のごとく怒り出す。
成人女性もそうである。

ただ、一般的に痩せている至上主義の世の中で、痩せていることを鼻にかけている人がいるのも事実だから、過剰な美の追求として痩せすぎている人をみると諌める意味合いがあるのかもしれない。
・・・だとしても諌める権限は誰にもないとも思うが。

終わりに

人の体型には、さまざまな背景があり、それを知らずして簡単に言及し批判していいものではないと思う。
太っていても痩せていてもそれを咎める権利など誰にもないし、体型に軽々しく言及し批判して喜ぶ人などいないのである。

特に十代の女子の体型なんて増減する、発展途上のものであるし、万が一拒食症だったとしても言及していいのはプロであって素人が軽々しく助言する権利はない。








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