宅地分譲地販売停滞と思われる件。

 先般、私の実家近隣におきまして、200戸以上の宅地分譲地を開発、一部分は、早くも建売住宅を建築、販売中とのお話をさせていただきました。

 先月までは、毎週の様に新聞折込チラシを入れ、宣伝中でしたが、今月に入ってどうも、各現場、活気がありません。営業部員の姿も見えず、ある分譲区画の半分は、雑草が生い茂っています。普通、売出し中であれば、不動産各社営業部員が総出で雑草取りをするのですが、その気配すらありません。

 毎日の買い物で、私、どうしても、各区画、車で通過するものですから、他人事ではありますが、気になります。何があったのかと。また、ある分譲区画は水はけがわるく、一部分、沼地状態になっています。

 一方、分譲地ではないのですが、近隣におきまして、昨年建てたばかりの一戸建て物件が、早々に再販されています。当物件、毎週週末、新聞折込チラシで必ず見かけます。今月もです。是が非でも売り切りたいのでしょう。入居実績があったのかどうかは、チラシだけでは判断できません。入居、未入居いずれにいたしましても、昨年築です。中古一戸建て住宅に変わりは有りません。何があったんでしょう。裏では、様々な人生模様があるのでしょうね。

 私、推測致しますに、まずは、いずれも「売れていない」この一言につきます。その原因ですが、供給過剰、または、価格設定(値決めですね)が、相場より、高すぎる。ここらへんでしょう、おそらく。先般の私の懸念どおりの展開かと考えます。

 分譲不動産各社(いわゆるディベロッパー)も、全て、手持ち資金で、分譲地を開発した訳ではないでしょう。超財務優良企業は別として。ある程度、銀行融資を受けて、分譲地開発資金に当てております筈です。経営者であるならば、その資金は、一刻でも早く回収したいと考えておられるでしょう。投下資金の早期回収は、経営者として、当然の行動です。固定金利での融資かもしれませんが。ところがです、また、1990年代の話で恐縮です、今後、再び、銀行サイドからの「貸し剥がし」懸念も消えません。

 さて、上記の様な、周辺の状況がございます。ここまで、述べさせていただきまして、皆さん、私、ほくそ笑んでいるとお感じでしょう。そのとおりです。これから、私、のっそりと、上記各分譲地の品定めをじっくりと致しまして、ゆっくりと、買い叩きに入ろうかなと、考えております。

 やはり、デフレ経済下では、「現金資産」が一番強いですね。そのデフレもそろそろ終盤ではございますが。ですので、今の内に安く、不動産を仕入れて、インフレ経済下で、再販すれば、高くなるのかなとは考えますが、どうでしょうか。過去の事例では、この行動で間違いは無いのですが。今世紀はそれが通用するのかどうかは未知数でございます。

 今回は、以上でございます。今後とも、何卒、よろしくお願い申し上げます。https://scqr0811.space/ こちらのサイトにも、是非遊びに来てください。よろしくお願い致します。

 

  

 

 

 

 

 

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