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四代目桂文字助の手ぬぐい

本名:松田 治彦
誕生:1946年2月13日
命日:2021年10月16日

四代目桂文字助の手ぬぐい

立川流の重鎮として、また数々の破天荒なエピソードに事欠かなかった四代目桂文字助の手ぬぐいです。

白地に波濤が描かれており、築地に縁が深かった師匠らしいデザインですね。

四代目桂文字助は1964年に六代目三升家小勝に入門し三升家勝松を名乗りますが、1971年に師匠小勝が亡くなり、七代目立川談志門下に移籍。
以降、立川流の総領弟子として存在感を示しました。

四代目桂文字助の手ぬぐい(勝松時代)

三升家勝松時代の手ぬぐいがこちら。
一門の紋である「三升」と、「弥次郎」「金明竹」「山号寺号」などの演目が並んでいます。
晩年は相撲噺のイメージが強かった師匠ですが、当時はこのような演目も演じられていたのでしょうか。

四代目桂文字助関連の書籍としては、立川談四楼師匠が書かれた「文字助のはなし ─立川談志を困らせた男」がおすすめです。
二ツ目時代の立川談平だった頃からの様々なエピソードが、談四楼師匠の読みやすくも引き込まれる文体で綴られています。

文字助のはなし ――立川談志を困らせた男 (単行本) https://amzn.asia/d/6b7hpoI

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