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331人、長崎原爆の日、論語と“罠”と目指せ中庸~123日目

 都内新規感染331人、4日連続300人超。

長崎原爆の日、福島

 長崎に原爆が落とされた9日である。広島は6日だった。そして、内容は違えども、ヒロシマ、ナガサキに、フクシマがある今を、思う。
 福島については、また書くと思う。
 前に書いたかもだが、飯館村は、事故以前からまちづくりに熱心な村だった。原発立地の“恩恵”もないまま、放射能を含んだ風が吹いてきた。。人口の多いいわき市が比較的被害を受けなかった、その反対側にある。
 一度、「ツアー」で行った。そこら辺中に積まれていた黒い大きな袋と、雑草がはびこり廃墟のようだった村役場前の光景が、頭に残っている。

医療従事者の負担を無闇に増やさない「ヘタレ」

 暑いので、いや、暑くなくても籠ってるし。いや、暑い💦。
 エアコンの下にいて、洗濯物の出し入れでベランダに出る時に「熱風」が吹き付け、紫外線🌞が肌を一瞬突き刺してくるだけで、へろへろエアコンの下に退散するだけのヘタレ。麦茶を飲む。
 それでも、熱中症で倒れて病院に運ばれ、医療従事者の負担を無闇に増やすことはしない。それだけが、ヘタレ者の矜持だ。
 もちろん、外で仕事や作業をしなければならない人をどうこう言うのでなく、体調に気を付けていただければと思う。

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乱読で、論語の“罠”から救われる

 家にある積読の本をパラパラ見ている。全部じっくり読んでいたら次にいかないので、とりあえず、である。
 齋藤孝さんの『声に出して読みたい論語』(100の言葉をセレクト)を、これはパラ見でなく、論語の部分だけ字が大きくなっているので声に出して読む。「子曰(のたまわ)く」である。おお、論語って、多くの人が使ったり、座右の銘にしたりしているから、さすがだなあ。自分も、毎日ひとつ読んでみるか……。
 と思いつつ、次の本を手にとりパラパラ、「儒教は『差別』が基本」とキターー! 儒教≒孔子(論語は孔子の言葉)だから、さっき読んだ論語への批判だ~。
 と言って、儒教の全面否定ではないのでそこは揚げ足とらないでほしいのだが、ただ、儒教が「官尊民卑」「男尊女卑」であったことは、昔から多くの人に指摘されているし、まずは事実だろう。つまり、偉くなった、特に官僚の、オサーン、が偉そうに口にすると、しっくりする言葉なのだ。今でいうと「上級国民(ただし、男に限る)」に都合のいい、言葉。はー。オサーンが偉そうに口にする、むむむ、気持ち悪い。元会社の偉そうな上司やらを思い出した。
 つまり、民主主義をうたっていた古代ギリシャの「市民」が、18歳以上の成人男子のみで、女性と未成年、さらには奴隷と外国人を排除したものだった、というのと、多分同じ、なんだ、な~。

 と言って、論語を全否定しない、いいとこだけとって使えばいいのだな。
 なので、乱読が自分を救った、話、でした。

『犬神家の一族』への思いの変化

 昔、子どものころ?若いころ?は、寵愛された愛人をいじめた、他の愛人の子どもたちを“悪い奴”と、単純な“勧善懲悪”的に捉えた自分がいた。その方が、自分が“いい人。”になれたから?
 いじめはよくない、これだけははっきり言っておく。
 ただ、今となっては、3人の愛人の気持ちもわからないではない。人間の心はその時々で変わり、どの時分の自分が「正しい」のか、正解はない。

 そうやって、上下左右前後に動いて、中庸を探っていくのだ。でも、その振れ幅が「上級国民」やら、「同じ中学校卒業の世界」やら、の中だけではどうなのよ、って話。 

 皆様のご健康を(今は特に、熱中症にご用心)。

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