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【2020読書】No.22 ドキュメントぬじゅんー沖縄写真・まぶいぐみ第13号2019年12月号

本日もお読みいただきありがとうございます。
昨年は、305冊の本を読みました、五木田穣(ごきたゆたか)です。

過去5年間で1015冊の本を読み、その記録はFacebookの方にしてきましたが、今年から、更新の仕方を変えつつ、こちらに記録をアップしていこうと思います。

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2020年22冊目の読書は、
『ドキュメントぬじゅんー沖縄写真・まぶいぐみ第13号2019年12月号
でした。

※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。
あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。

そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考える
からです。

この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。

読もうと思った理由

ぬじゅんは、沖縄に引っ越してきてから、11号と12号を買って読みました。

沖縄の本屋さんには、どこに行っても置いてあります。

読んだ感想

「ぬじゅん」とは、沖縄語で「抜く」とか「撮る」という意味だそうです。
「まぶいぐみ」とは、沖縄語で、マブイ(生きている人の魂)を元に戻す方法のことを意味するそうです。

つまり、沖縄の「今この瞬間」を写真を通じて「抜き取り」、
魂を取り戻す、沖縄の魂は絶対に譲れないぞ!

というニュアンスになるのかなと思いました。

この本には、リアルな「今この瞬間」の写真がいっぱいです。

そもそも、普天間基地が世界一危険な基地で、
その危険性を取り除くために、普天間基地の返還が必要
で、

そのためには、県内移設が条件であると。(←これもおかしい)
その唯一の解決策が辺野古であると。(←本当にそうか?)

それで、沖縄の民意を無視して強硬しているわけですが、このままいくと、完成まで13年かかると、実際に運用されるまで普天間基地が返還されないとなると、世界一危険な基地をさらに13年以上も野放しになることになる。

世界一危険で、沖縄県民を守るためというなら、長期的に時間がかかるなら、そもそもの前提が変わるんじゃないの?

そもそも、民意が無視されるなら、基本的人権が保証されていないんじゃないの?それって、日本国憲法に違反しているんじゃないの?これがまかり通るなら、日本のどこでも同じようなことが起こり得るんじゃないの?

こんな方にオススメです!

・沖縄問題に関心がある方
・逆に、関心がない方
・ぜひ県外の方にも

きっと違和感を感じるはずです。

合わせて読むと良い沖縄関連本。

沖縄問題に関して、今まで読んできた本をご紹介します。
興味が沸いたら、ぜひ興味が沸いたものから読んでみてください。

沖縄問題には、日本の問題の本質があると思っています。
県外の人にほど、ぜひ読んでいただきたい1冊です。

沖縄の問題は、他人事ではありません。自分事です。明日は我が身です。

著書の方は、元土木技術者であり、公共土木工事に携わってきたそうです。その専門的な目線でみて、辺野古には基地はつくれないと断言されています。その理由がずらっと書かれています。

いかに、認識が間違っているか、フェイクが流されているかがわかります。

こちらもぜひ。沖縄の基地について、私たちは全然知らなすぎる。
知れば知るほど、そう思います。

アメリカによる支配はなぜ続くのでしょうか?
むしろ、支配されてるって気がついてますか?

こちらもぜひ。著者の矢部宏治さんの本は読みやすく、わかりやすいです。矢部さんの本から、私も読み始めました。

主権なき平和国家、日本。改憲論の前に見直すべきは日米地位協定です。
基地問題は、沖縄問題だけではなく、日本の独立と主権の問題です。

民主主義とは、民意に反することは行わないことが大原則ではないのか?
民意を無視して推し進めるのは、民主主義と言えるのか?
沖縄の問題は、日本の問題である。他人事ではなく、自分事である。

この事実、知っていましたか?

歴代の政権は「沖縄」とどう向き合ってきたか。その比較は面白いです。

沖縄の戦後史。戦後、沖縄はどんな社会だったのか?
ブラックな視点ですが、目を背けてはいけないと思います。


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心と体をととのえる『ととのえ職人』五木田穣
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