【2020読書】No.60 『ニューズウィーク日本版2020年2月25日号』
本日もお読みいただきありがとうございます。
昨年は、305冊の本を読みました、五木田穣(ごきたゆたか)です。
過去5年間で1015冊の本を読み、その記録はFacebookの方にしてきましたが、今年から、更新の仕方を変えつつ、こちらに記録をアップしていこうと思います。
2020年2月28日。2020年59日目。
2020年60冊目の読書は、
『ニューズウィーク日本版2020年2月25日号』
でした。
※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。
あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。
そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考えるからです。
この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。
読もうと思った理由
世界情勢、世界の政治、経済のリアルを知るのに、とても良い雑誌だと思い、定期購読をしています。また、視点が偏っていないので良い。
知人のとある大企業の社長さんも、この雑誌をトイレに置いて読むようにしているそうです。これは、判断が間違っていなかったと確信しました。
読んだ感想
今回の特集は、「上級国民」について。
2019年4月19日、東京・池袋で3歳の女児とその母親が亡くなってしまった自動車暴走事故。
加害者は、元通産省工業技術院長の飯塚幸三氏(当時87歳)。
逮捕もされないし、「容疑者」ではなく「元院長」などの呼称が使われていて、当時「上級国民」というワードがトレンド入りしていました。
また、元TBSワシントン支局長の山口敬之氏。
2015年4月3日、伊藤詩織さんがレイプ被害を受けたとして被害届を提出。当時の警視庁刑事部長の中村格氏が、逮捕状を取り消し、逮捕を中止させた。
山口敬之氏は、安倍晋三首相の密着本を出している。
また、中村格氏は、菅義偉官房長官の元秘書官であったと。
イギリスBBCが伊藤詩織さんを取材して制作した「Japan's Secret Shame(日本の秘められた恥)」。日本語版はすぐに削除されてしまうので、そのままのやつを貼っておきます。
ほんと、今のおかしな世の中ってどうなってるんでしょうね。
こんな方にオススメです!
・世界情勢に興味がある方
・世界情勢を知りたい方
・知見を広げたい方
合わせて読んでみて欲しい本。
「上級国民」と言えば、こちらの本がオススメです。
橘玲さんの著書は、全て事実ベース、エビデンスベースで、グローバルな視点で、理路整然と語りかけてくれるので、とても良いです。
また、山口敬之氏のレイプ事件。
被害者の伊藤詩織さんによる告白本。ぜひお読みください。
また、それらを暴こうとする東京新聞、望月記者。こちらもぜひ。
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