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【2020読書】No.80『人間学を学ぶ月刊誌致知4月号』

本日もお読みいただきありがとうございます。
昨年は、305冊の本を読みました、五木田穣(ごきたゆたか)です。

過去5年間で1015冊の本を読み、その記録はFacebookの方にしてきましたが、今年から、更新の仕方を変えつつ、こちらに記録をアップしています。

読書1015冊

2020年3月13日。2020年73日目。

2020年80冊目の読書は、
『人間学を学ぶ月刊誌致知4月号』
でした。

※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。

あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。

そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考える
からです。

この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。

読もうと思った理由

人間学を学び、人間力を高めるべく、一昨年から定期購読をしております。

読んだ感想

今回の特集は、「命ある限り歩き続ける」でした。

一番印象的だったのは、
『禅』『ZEN』として世界に広めた鈴木大拙先生による
松尾芭蕉の句の解釈

古池や 蛙飛こむ 水のおと

古池=永遠なる自然の生命の象徴であり、

蛙が飛び込むポチャンという音=
永遠の生命から比べれば、一瞬に過ぎない人間の一生
であると。

つまり、一瞬に過ぎない二度とない人生の時間を嘆き悲しみながら過ごすことへの虚しさ。逆に、生を惜しみ感謝しながら生きることの大切さを説いたのがこの句だと。

松尾芭蕉は、曹洞宗の開祖である道元禅師の思想的影響を受けているとのこと。なるほど〜。ここまで深い意味が込められているとはと唸りましたよ。


個人的に「命ある限り歩き続ける」で思うことは、

二度とない人生の中で、この与えられた命を何に使うのか。


人は、何のために生きているのかと問われれば、

人間は、生まれたくて生まれてきていないし、
死にたくて死ぬわけではない。

心臓は自分で動かしていないし、止めたくても止めれないし、
命そのものは、個々の人間の意志ではないわけで。

きっと、生きているのではなく、生かされているんだと考えています。

命ある限り歩き続ける

ということは、この与えられた命をどう使うのか?
つまり、使命をどう生きるのか。

一度きりに人生を、二度とない人生を、
生きている限り、生かされている限り、

少しでも、世のため、人のためになることをしていくことかなと。

死ぬときは死ぬし、生きる人は長く生きるだけで。
それは宿命であって、それをただ受け入れるしかない。

受け入れた上で、一生懸命に目の前のことに取り組む。
今この瞬間を大切に生きていく。

「おかげさまです」
「ありがとうございます」

この2つの言葉とともに、生きていくことかなと。

宿命という、この命に宿ったものは変えられなくても、
使命という、この命をどう使っていくかは自分で選べる。

どんな使命感を持って、生きていくのか。それが大切かなと。

この命ある限り、自分の決めた道を歩き続けるのみ。

こんな方にオススメです!

・人間力を高めたい方
・人を引っ張っていくリーダーの方
・稲盛和夫さんが好きな方
・仏教的思想に興味のある方

合わせて読んでみて欲しい本。

合わせて読んでみて欲しい本は、過去にご紹介しておりますので、
こちらをご参考にされてみてください。

また、過去に関連したものを書いていますので、こちらもぜひ。


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