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「ハナ 奇跡の46日間」ペ・ドゥナ映画にハズレ無しって本当?

今日は、「ハナ 奇跡の46日間」(2012年製作)です。
ペ・ドゥナ30代のときの映画レビューが、このところ続いています。2012~2015年ごろのペ・ドゥナは、メイクもシャープでめっちゃクールに決めている感じです。ハリウッドに行く前後だからかもしれません。
そう、彼女のフィルモグラフィーでこのあたりからが面白くなってくるところです。

卓球の映画、スポコンものか?と思ってナメていたので、うっかり羽田-福岡便の機内で見てしまいました。コロナでお客さんが少なかったのが幸いでした。ちょうど着陸時に映画が終わり、不覚にも「泣きながら飛行機を降りるおばさん」になってしまい恥ずかしかった。

1991年4月に日本の幕張で開催される世界選手権に、韓国と北朝鮮は統一チーム“コリア”で参加することが決まった。そこから始まる実話です。
感動で泣きながら飛行機を降りた私は、乗り継いだ地下鉄の中で、ペ・ドゥナが演じた北朝鮮の実在の卓球選手リ・プニが今どうしているんだろう?と速攻でスマホで検索。結果はよくわからず、気になります。せめて元気でいてください。

ちなみに、どーでもいいことですが、「リ・プニ」という名前は、ペ・ドゥナの役の中で一番かわいい名前と思ってる。音でしかわからないのですが…

それにしても北朝鮮チームは、練習風景からホテルの部屋でのくつろぎタイムに至るまで「緊張」の連続です。ペ・ドゥナも過去最高のクール・アスリート・ビューティー(?)っぷりで、すっかり北朝鮮の人に見えましたが、
ペ・ドゥナの後輩役で出ていた「ミナリ」のハン・イェリの緊張っぷりが、気の毒で気の毒で。こちらまでおなかが痛くなりそうでした。(「ミナリ」まだ見ていませんが)

「ハナ」というタイトルは韓国語で「一つ」という意味だそうです。
後から知って、また涙・・・なのですが、私みたいに映画見るまで意味が分からない人も多いでしょう。知らないことばかりだったので見てよかったです。

スターな感じのハ・ジウォンとペ・ドゥナのダブル主演。
対照的なな二人。どちらも素敵で卓球の勝負も役柄のぶつかり合いも見ごたえがありました。そしていつも驚きますが、本当のアスリートか!そこまでやるのね。映画撮るまでの卓球の練習だけでもスポコン物語だったことでしょう。


映画のPRのための記者会見的な映像や写真をネットニュースでたくさん見ますが、この映画の宣伝の時って、女優さんたちのファッションがとにかくみんな気合入りまくり。ミニスカート&美脚ばんばん。
いやぁ、映画の中では卓球のユニフォームと公式ジャケットしか着せられていないから、ここぞとばかりに見せつけてくれました。(笑)

いろんな意味で、南北チーム、みんな本当によく頑張ったね。


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