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2021スーパーボウルは歴史的なQB対決が実現! その他翻訳しきれないエピソード

前回の記事で全米で2億人ぐらいはスーパーボウルでマホームズ対ブレイディが実現することを願っているでしょうと書きましたが、それが実現しました! タンパベイ・バッカニアーズ対カンザスシティ・チーフスの1戦は史上最高のQB(ブレイディ)と現在リーグ最高のQB(マホームズ)が対決する1戦でもあります。日本時間2月8日(月)午前8:30試合開始です!もちろん、NHK BS もDAZNもライブ中継します。平日ですけど、これは見るべきでしょう。紛れもない歴史的1戦です。仕事なんかどうでもいいじゃないですか。

さて、まだ試合も始まる前から、この1戦についてはマホームズ対ブレイディ以外にも興味深いエピソードがたくさん出てきていますので、かいつまんで紹介します。

1.出場チームの本拠地スタジアムでスーパーボウルが行われるのは史上初。 スーパーボウルの会場はあらかじめ決まっています。だから、どちらのホームゲームでもありません。しかし、今回の会場はバッカニアーズの本拠地 レイモンド・ジェームス・スタジアム (フロリダ州タンパ)。スーパーボウルで出場チームの本拠地が会場になるのはNFL史上初のことだそうです。それも元々はロサンゼルスの新スタジアムが2021年スーパーボウルの会場になる予定だったのに、建設が予定より遅れているって理由で数年前に変更になったという経緯があります。そのときはまだブレイディがペイトリオッツにいて、バッカニアーズに移籍するなんて話は全然ありませんでした。流石、持ってる人は違います。

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上がレイモンド・ジェームス・スタジアム

下が元々は会場になる予定だったSo-Fi Stadium。結局、建設は間に合って、今シーズンから使われています。但し、カリフォルニア州は観客を入れたイベントはまだできません。

S2.7500人の医療従事者が無料招待。この試合は観客を2万2000人に制限して行われます。最大収容人数の約3分の1なんだそうです。さらにその約3分の1にあたる7500人はNFLがコロナと最前線で戦う医療従事者を無料招待すると発表しました。なにしろスーパーボウルの入場チケットと言えば、昨年の平均価格が$6,414(約69万7千円)! まさに全席がプラチナチケットです。人数が制限される今年はもっと値上がりするかもしれません。単純計算でも、招待チケットの総額は50億円を越えます。さすがNFL!と言いたい美談なのですが、その日の緊急医療体制は大丈夫なんでしょうか?

3.今年のハーフタイムショーはザ・ウィークエンド。今や全世界からの注目を集めるスーパーボウルのハーフタイムショーですが、かつては「長いトイレ休憩の時間」と呼ばれていました。それを人気コンテンツに一変させたのは1993年に出演したマイケル・ジャクソンです。それ以来数多くの有名アーチストがこの舞台に登場してきましたが、今年のパフォーマーに決まったのはそのマイケル・ジャクソンを自分のアイドルだと公言しているザ・ウィークエンドです。

4.米国スポーツの史上最高選手はブレイディかレブロン・ジェームスか? 米国4大スポーツの優勝決定シリーズに10回出場するのは、この30年で2人だけなんだそうです。あのマイケル・ジョーダンでさえNBAファイナルに出場したのは8回、そのうち優勝は6回です。ブレイディは既にスーパーボウルを6回制覇しているから、今回勝ったら、それも抜いてしまいます。

5.バイデン新大統領の就任式で注目を集めた詩人アマンダ・ゴーマンさんの登場が決定。わずか22歳のゴーマンさんが朗読した「The Hill We Climb」は全米に感動を巻き起こしました。個人的にはバイデン氏が喋った言葉は全然覚えていませんが、ゴーマンさんの何フレーズかは記憶に残っています。詩人がスーパーボウルに登場するのも史上初なんだそうです。

6. QB 以外の注目選手 翻訳した記事の公開が間に合いました。いよいよ明後日です。長嶋さんの言葉を借りるなら「国民的行事」です。全然関係ないはずのスーパーマーケットとかが「スーパーボウル向けのビール安売りセール」を仕掛けてきています。


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