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(合格脳シリーズ8)模試の使い方=がっかりして終わってませんか?=

久しぶりの合格脳シリーズです。
本日は模試の使い方をお送りいたします。

模試の結果が返ってきたらすること

さて皆さん、模試の結果が返ってきたら、どんなことをしますか?まず初めに、合格可能性の欄見ますよね。SとかAとか、Bとか書いているところです。この後は何をしていますか?

成績が伸び悩んでいる人にヒアリングすると。なんと、そこで終了しているんですね・・・。こういう人、結構多いかもしれません。

それってすごくもったいないんです。判定なんて、模試の価値の1割から2割程度。判定以外のところに模試の大切なところがあります。

判定は「その時の自分の評価」でしかない。もっと大切なのは、そこからどうやって伸ばすのか。

さて、判定より大切なものは何かというと、間違えた問題と合っていた問題を分類することです。そうすると、自分ができることとできないことが明確になります。

できたところは自信を持ってください。

できなかったところは、問題そのものを解き直すと同時に、使っている参考書にしるしをつけて、やり直しを始めましょう。

そして、いまいちピンとこなかったら、学校の先生やスクールの先生に相談に行って下さい。

できなかったこと、できたこと、そして「できるようになったこと」

「できなかったこと」と「できたこと」の分類や、問題の解き直しは学校などでも指導されていると思います。そして、どこの勉強の仕方のブログやホームページを見ても書かれています。

ですが、もう一歩進んでみましょう。

それは「できるようになったこと」で自分の努力と成果を見える化することです。受験勉強は孤独で、目標が高いゆえに小さな成果が見えなくなります。でも、そのままだと、意欲をなくす原因になり、最後は失速してしまうんです。

それを回避するためにはどうしたらいいか。

自分をほめるポイントを作ることです。

自分をほめることの大切さ

人はどうしてもできないことばかりに目が行きます。でも、それだけではダメなんですね。例えば、12月の模試では二次関数の問題が全滅だった。でも、3月の模試では半分合ってた。これって大きな成果だと思いませんか?

もしかすると、二次関数の問題が解けるようになっても、判定に変化がないかもしれません。でも、前回できなかったことができるようになったのには変わりないのです。もし努力をしていなかったら、その成果は手に入りません。

前回と比べて、できるようになっていることがあったら、どんどん自分をほめてください。だって、できるようになったんですから。

この、「ほめる」という段階を皆さんすっ飛ばしてしまっていると思います。判定は判定でしかありません。A判定で安心していたら落ちた、なんて話は受験ではまま聞く話です。

逆に、C判定だったのに合格した、という話も聞きます。判定はその時のあなたとその模試の受験生の相関を表しているものにすぎません。安心してもだめだし、がっかりしすぎる必要もありません。

自分の成長を見える化する

できるようになったことはぜひ、記録して行って下さい。この記録はお守りになります。こんなにできるようになったんだから大丈夫。きっとそう思えるはずです。

努力に勝る戦略はありません。そして、努力し続けるためには、「報われた」という実感が必要です。

どうか自分をほめてください。
厳しすぎる必要はないんです。

さてさて、これ、私の教室でやっていることです。もしよかったら、教室ホームページを見てみてください。


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