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合格の王道は、受験方法の邪道を知ること。正攻法以外を調べつくす。

現在、4月7日です。
多くの学校で、入学式や始業式が行われています。

そうすると、オリエンテーションがたくさん行われているんですね。

今回は、私の生徒さんから報告を受けて、
ちょっとショックだったことを私の意見を交えて書いていきます。

これでいいの?

私の生徒さんで、有名私大を目指している方がいました。
私大です。
国公立の予定はありません。

学校自体も、基本的には私大型の受験を得意としていて、
国公立合格者は例年あまりいません。

で、それはいいんですが、
新学期のオリエンテーションで、受験勉強の話が出たそうなんですね。

なんとそこで、
5教科の勉強をバランスよくすることの大切さを説かれたとのこと。

学問として、総合的な力を付けてこその受験と言われたそうです。

また、一般受験の話に終始し、一般推薦、公募推薦、AOなどの総合判定系の入試制度はほぼ説明なし。学校推薦の話がちょこっと。
一般入試以外は募集人数が少ないから、あまり積極的に考えないようにと伝えられたそうです。

えっと・・・。
受験生に何をおっしゃる???

学校の理想と受験の現実

確かに、専門的な学問を学ぶための基礎力として、
5教科をバランスよく学ぶことは理想ではあります。
否定しません。

でも、受験生です。

受験科目外の教科・科目に力を入れる余力はありません。
志望校を下げるならそれでも良いですが、
最終学歴がどこになるかは、就職活動の結果にダイレクトに影響します。

一般入試以外の受験方法についても、説明不足です。
募集人数が少なくても、意外とチャンスは転がっているものです。
志望校で一般受験以外の受験方式でも受けられるなら、
とりあえず受ける方向でアレンジしたほうがチャンスが増えます。

先が見えない時代だからこそ、
生徒さんが考え抜いた志望校に受かる方法を、
何が何でもアレンジするのが大人の姿だと思っています。

5教科を均等に勉強することの非効率

私大志望の方にとって、5教科を均等に勉強することは非効率です。
なぜかというと、受験科目でない科目がたくさんあるからです。

私大文系の場合、受験科目として多いのは、
国語総合・英語・地歴公民から1
の3科目になります。

数学出ません。
理科出ません。
社会は1つやっておけばいいです。

受験で必要ない科目を、このタイミングで勉強する。
これって、非効率だと思いませんか?

一般入試以外の受験方法に活路がある場合も

推薦・AOと聞いて、何を思い浮かべますか?

  • 難しそう

  • 生徒会長が受けてそう

  • インターハイ行ってないとだめじゃない?

これ、私の生徒さんから出た答えです。

じゃあ、ちょっと見てほしいんですが

文学部 ドイツ文学科
志願者 12名
合格者 10名
倍率  1.2倍

これ、どこの学校の推薦入試の結果だと思いますか?

答えは、【上智大学】です。
推薦は募集人数は少ないです。間違いありません。
でも、そんなところに受験生は殺到しない。
だから、倍率は意外と低いんです。

他にも、明治大学 理工学部 生命理工学専攻の
自己推薦型特別入試は、
志願者16  合格者10  倍率1.6倍
理系もこんなチャンスがあります。

挑戦しない理由ってありますか?

資格試験にも応用可能。合格の王道。

合格の王道は、正攻法以外の受験方法を知り尽くしていることです。

大学受験でいえば、一般入試以外の方法を知り尽くしている。

資格試験であれば、科目免除規定、実務経験での取得を含めた、
ありとあらゆる方法を検討し、自分に当てはまるか確認することです。

有名どころを紹介します。
税理士資格は、大学院で指定の学位を取得することで、
科目免除が受けられます。

こういう、一見邪道と言われる方法をすべて知っている、
合格のために、使えるものはすべて使うことこそが、
合格の王道です。

最後に

ひとりひとり、強みが違います。
ということは、合格ルートも違います。

自分に合った受験方法を見つけるために、「検索力」を磨いてください。

「検索力」の話は合格脳シリーズでこの先話します。
もしよろしければ、フォローしておいていただくと、見つけやすくなると思います。

おたのしみに。


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