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ものごとの抽象化、具体化

私たちが今行なっている仕事はなんのためにやっているのだろうか

今回はプライベートを度外視して「仕事」とは何かについて改めて考えてみたいと思う

これは自分自身の考えを固めるためなので、それでも読んでいただける方は参考程度にしてもらえればと思う

今、私は営業の仕事をしている
具体的に言えばお客さんと打ち合わせを行い、その現場にあった商品を納品するといった仕事である

社会は基本的にピラミッド構造となっており、仕事内容は共通して上に行けば行くほど抽象化されていく

見方を変えると川上から川下へ向かうにつれて具体的な仕事となっていくということである
※物を運ぶ、電話を繋ぐ、データを入力するなど

しかし、こうなると川上と川下で見えている景色の違いから価値観の相違が生まれる

なぜこんな仕事をやらせるのか
効率が悪いじゃないか
なぜこの部署に移動なんだ

これはごく当たり前の事で川上の人間はものごとを抽象化して捉えた上で指示を出している

現場の人間はそこから具体化された仕事に対して問題点を提起している

お互いが違う場所にいるのである

この原理を理解しているのといないのでは会社に対する考え方は大きく変わるのではないだろうか?

今自分の受け持っている仕事の意味を抽象化できれば、それは会社の考えに近づく

その上で同じ方向を向けないのであれば堂々と違う道を歩めばいい

会社への不満を語る会社員はたくさんいるが不満を抽象化できる人は少ないだろう

なぜならその「なぜ」を考えられるのが上の役職の仕事だからである

簡単な作業はAIが行なってしまう時代がすぐそばまで迫っている

ものごとを抽象化、具体化する脳を身につけられることが私たち人間の強みなのである

これはあくまでも自分自身への言葉であるのであしからず

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