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水無月(みなづき)を作ってみた話


皆さんは水無月というお菓子を知っていますか?

水無月は、和菓子の一つ。京都市の発祥。白いういろうの上面に甘く煮た小豆をのせ、三角形に切り分けたもので、京都では夏越の祓が行われる6月30日に、1年の残り半分の無病息災を祈念してこれを食べる風習がある。
wikiより

三角の形は氷を表し暑気払い、上に飾る小豆は厄払いの意味があるそうです。


確か一度どこかでたべたな。どこだっけ?
ういろうのような雰囲気だった気がする。

そんなぼんやりした印象。

作ろうと思いたったのはこのラジオを聞いたから


ほんわかなアイコンからは想像できない、食についてかなり斬り込んだ内容です。
(そして私は、はなさんのファンです)

ついでに私の実家、山形で夏至に何か特別やった記憶はない。
ヤマに聞くと小豆島でも何か食べるというのはない。
しかし島には夏至観音というこの時期にしか見られない自然現象があります。
詳しくはこちら↓


さて、今年は水無月を作ってみよう。
ということで、ネットに載っている色んなレシピを見ました。



白玉粉だけのもの、白玉粉と薄力粉のもの、白玉粉と葛粉のもの
色々ありましたが、迷ったら全入りのレシピで。
甘納豆やあずき缶を使ったものもありましたが、せっかくなので蜜煮も作ってみることに。

下のレシピの水無月に、上のレシピの蜜煮を載せました。1日目に密煮を作り、2日目に蒸して完成です。

1日目 蜜煮づくり

あんこを作るより、ハードル低い!
と、調子に乗って目を離していたら、少し割れがありました、、ほんと小豆って目を離しちゃいけないね。

レシピでは最後に水飴でしたが、米飴を使いました。充分つやっと仕上がった!

このままでもとっても美味しい。4口位食べてしまいました。
ますます水無月の工程にいくのがたのしみだ〜


2日目 水無月づくり

葛粉、白玉粉は事前に袋に入れて綿棒で粉々にしました。ダマができにくくなります。

水を混ぜてこした状態。ほぼ液体。結構さらっとしてます。
これ、かたまるの?と思ったものの、レシピを信じ抜こうと決める。

小さめのバットがちょうど良さそうだったので使いました。
2つに分けて、2段に分けて蒸す。

一度取り出すと、表面がちょっとでこぼこ?

何しろ正解がわからない。突き進むしかない。

おいしくできた蜜煮をパラパラっと。
余ったらそのまま食べようっと、と思っていましたが、めちゃめちゃちょうどいい量でした。残念。

再び蒸す。

下、若干最後の液を流しすぎた印象。
でもこれはこれでよし。

これを自然に冷まします。
餅のようなお菓子なので、冷蔵庫だと硬くなりすぎる可能性があります。

そして完成!

キラキラのとぅるとぅるです。

ヤマと実食。

もちぃーっとおいしい!
あぁこれ、私すきだな。

これ、私すきだな。っていう人がいっぱいいそうなお菓子。
水無月初体験のヤマも、僕これ結構好きだよ
と。

そうそう、そういうお菓子ですよね。

蜜煮がしっかり甘いので、来年は生地の方の砂糖を20g位減らそうかな。
でもしっかり甘いのも好きです。煎茶に合う!

来年もこの記事を読み返してまた作ろう。

今年は6月30日の神社にも行ってみようかな。

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