DAY31

夫の会社はおやすみだそうだけど、当たり前のように働いている。

お昼は近所の一番好きなカレー屋さんへ。平日に行くのことはほとんどないから空いていてびっくり。休日はずいぶん並ぶんだけど。
そういうことがあると、飲食店で働いていた頃のことを思い出す。自分にとってはふつうの休みでも、世間一般的には平日なわけで、大のおとなが平日の昼間ふらふらしていることへの後ろめたさ、みたいな気持ちがあった。優越感だったのかな、あれは。
いずれにしても、土日に休む人の多さにびっくり。バランス。

午後も夫は仕事に没頭するとのことで、歩いて青山ブックセンターへ。気になっていた「蟹の親子」さんの「にき」という日記を買った。日記を読むのがとても好き。「蟹の親子」さんは、ボーナストラックにある日記屋の店長さんだったということをあとから知って、急に親しみを感じる。知ってる店もたくさん出て来るし。わたしは特にごはんにまつわることが好きなので、日記好きとはいえ、ぱらっとめくって食べものの名前がないと買わないのだけど、「にき」は食べものの名前はあれど、そんなに熱量のない方の日記で、それはそれで興味深く読んだ。あっというまに呼んでしまって、もう一冊も買ってくればよかったと後悔。他は穂村弘の新刊と古賀及子さんの日記。

筑摩書房 彗星交叉点 / 穂村 弘 著

ちょっと踊ったりすぐにかけだす | 素粒社

どちらもたのしみ。

夜ごはんは代々木上原駅のなかの蒸籠味坊。上野のお店もそうだけど、味坊さん、とてもおいしい。店員さんがみんな中国の方なのもとてもいいし、とにかくおいしい。水、蒸し、焼き、３種類の餃子、きゅうりの和物、野菜の蒸し物。
夫は昔の仲間がやっているイベントに出かけていった。