明日のためのスープ
2024.1.17(水)
今朝はゆっくり出勤した。
阪神淡路大震災から29年目。
発災当時は被害の少ないところに住んでいて、後に住んだ須磨や、進学先の学校がとても被害が大きいところにあった。まだ仮設住宅が残っていたり、土地の整備がされている街を通学した記憶がある。
東遊園地がニュースに映し出されてる。
それを見ながら晩御飯のスープを食べている。
神戸の友達たちの顔が浮かぶ。
今年は元旦から能登で地震があった。
短歌の師匠が富山に住んでいるのだけど、今日はボランティアに行ってるみたいだ。
中学生が親と離れて避難したり(ということは、先生たちも引率してるのかな？)…色々なことが今起きている。
私はスープをよく作る。
野菜や肉や何かを入れて、少し多めに作る。
仕事から疲れて帰ってきた時に、すぐに食べられるように…明日のスープと呼んでいる。
昨日のわたし、ありがとうと思いながら夜7時のニュースを見ながら食べた。
ほんとうは、こういう毎日が奇跡なのだと思う。
どうか苦境にある方があたたかいものを食べられていますように、と願わずにはいられない。どうか、せめて。
そして、この映画を今年もおすすめしておきたい。何度見ても号泣する。