雪の日の読書。
2024.2.5(月)
今日は寒くてなんだか疲れたので早々に帰宅し、こたつでぼんやり読書。
昨日のはじめて参加したエミューの会すごく良くて、思い返している。漂流詩のお二人の身体表現は海辺の波や青とシンクロして、すごく入り込めた。吟行、批評会の作品クオリティも皆すごくて刺激的だった。俳句、連句のかっこよさ。
一昨日はブックナイトに参加。場を楽しむには良いけれど、もう少し本の話が必要かな…。先週ベテラン勢の読書会に参加したこともあって、本好きにはやや物足りないかなあ…という私の感想。色々な本に関する場があることは良いことなのだと思う。
雪のニュースが流れていて、東京の友達たちのことを思う。こちらではめったに積もらないから、雪珍しくて…。転んだりしないでねー。
今読んでる本は、『不完全な司書』という私設図書館の方が書かれていて、本の話のなかに社会をどう見るかという考えのヒントが詰まっていて興味深い。遠いけれどその場所にも行ってみたくなる。
雪。ふと、大好きな一冊の『ある日』を思い出して、そのなかに、<本は何度でもひらくから何度でも降る雪と同じ…>というような旨のことが出てきてたのを、そうだねえーとふりかえる。言語感覚がすぐれた方の本を読むと、はっとする。
本を読みつつ、また本屋さんでゆっくり本を選びたいなあ…とぼんやり思ってまたページをめくる。
【今日の一首】
暗号のように〈ゆひら〉〈ゆひら〉指で送り合つて雪とはgift