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泣きながら弁当を食べた日③


こんばんは、もずくです。

もうあっという間に春になりましたね、
この前まで寒かったのに、今はもう暑いくらい

4月ということで、新しい環境に変わった方も多いのではないでしょうか。

慣れないことばかりでいつも以上に疲労が溜まるかと思いますが、ゆっくりゆっくり慣れていきましょうね。

さて、大分更新が空いてしまいました。
実はかなり前にこの話は書いたのですが、
バタバタしており、遅くなってしまいました。

ずっと放置していたのですが、
数名の方がメッセージをくださり、
待ってくださる方がいて嬉しかったです。

メッセージをくださった方々、
また見に来てくださった方々ありがとございます。


かなり時間が過ぎてしまったので、
何の話だったっけ?という方がほとんどですよね

前回は仕事が辛くてズル休みをした時のお話をしました。

今日は仕事を辞めると伝えた日のお話。


応募書類を郵送し終わり、
明るかった髪を暗めの茶髪に染めました


それからすぐに応募先から電話が。

「是非面接に来てください」と

日付は一週間後、

でも、まだ職場へは伝えていませんでした。

面接日が決まったから辞めると伝えないと…
流石に決まったから辞めますは違う気がして。

だけど、そう思えば思うほど言えなくなって、
今日は言う!と決めて2日連続言えませんでした

ツイッターにも辞めたいって書いていたので、
相互の子が「私も明日言うよ!がんばろう!」と勇気づけてくれました。

それからいきなりは失礼かもしれないと思い、
当日の朝、主任へ他の業務で報告があるため、
通常業務終了後にお時間をくださいと伝えました

まず第一関門を突破。

そして仕事中、色々なことを考えました。

呆れられたらどうしよう、
引き止められたら何て言おう、
どんな理由をつけて話そうか、
辞めるタイミングはいつにしようか、
私が辞めることはいつ他の人に伝わるんだろう、
残る人たちに何て思われるだろう、
助け合っていた同期にどんな顔をしよう、

ぐるぐる同じことばかり考えて、
業務中なのに心臓がバクバクしていました。


業務終了後、
他のスタッフが全員帰ったのを確認して、
いざ、主任へ話をしに行きました。


「お時間とっていただきありがとうございます」
と少しかしこまって言った私に、

「どうしたの?」と優しく反応してくれました。

きっと、本人はそのつもりはないだろうけど、
何故かその声があまりにも優しくて、
傷付いて、泣いて、悩んでいた私はそれだけで
泣きそうになったことを今でも覚えています。

「辞めます」この一言がなかなか言えなくて、
たった4文字なのに、言えない。

でも、勇気を出して言わなきゃ!と思い、
「すみません、辞めさせていただきたいです」と言いました。

最初は少し驚いたような、困ったような顔をされました。

私の中では「やっと言えた」とホッとしました。

それから、理由を聞かれ、

・仕事がしんどい
・同棲をする予定で、今よりも職場が遠くなる
・家庭を優先したい

この3点を伝えました。

それから、既に一社応募をして、
面接日が決まったことも伝えました。

ただ、こちらの都合で急に決めてしまったし、
新卒からお世話になっているので、
退職時期については、なるべくそちらのご都合に合わせますと伝えました。


最初は止められました。

でも、私だって沢山考えて、考えて、
出した答えがこれで、もう迷いはありません。

だから、辛かったことを全部正直に話したら、

「あなたがそう決めたならいいよ、
一生懸命頑張ってたのも分かってるし、
その気持ちは皆にちゃんと伝わってるからね」

「すごく残念だけど、このことは私が明日伝えておくね」と優しい言葉を掛けてくれました。

退職時期については私の転職活動次第で、
また都度相談という形になりました。

そして他の人への退職理由については、
「家庭を優先したいから」としてくれました。

ちょっと泣きそうになったけど、我慢して
その日は30分くらい話して終わりました。

肩の荷が下りたような気分でした。

スマホを開くと、当時付き合っていた夫から
「辞めるってちゃんと言えた?」と
心配のLINEが入っていました。

「辞めるって言えたよ」と報告したら、
すぐに連絡が返ってきて褒めてくれました。


「辞めたい」たった四文字の言葉だけど、
とても重くて、とても言いづらい言葉でした。

言おうとするだけで息が詰まりそうになる、
言おうとしても、言葉を発するまでの
その一歩がなかなか踏み出せなかったのです。


でも、その一歩がやっと踏み出せました。

まずは辞めたいと言えた達成感が大きくて、
それから、翌日出勤した時の先輩からの反応、
何て思われるだろう、何て言われるだろう、
その不安が頭をよぎりました。

でも、辞めることは悪いことじゃない。
学生の頃に自分で受けたい職場を選んだように、
自分で職場を選べられる権利は皆平等にあります。

働いてみないと分からないことは沢山あるし、
求人票に書いていることだけが全てじゃない。

自分がその環境で一生懸命頑張ってみて、
辞めたいと思ったなら辞めていい、
会社が自分の人生を保証してくれる訳でも
ないのですから、決めるのは本人の自由。

時間が経てば、自分の考え方、周りの環境、
やりたいことなどが変わるのは当たり前のこと

誰もそれを責めてはいけないと思います。


少しでも悩んでいる方の力になればと思い
書きました。

また色々な話をここに書いていこうと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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