【就活中の学生さんへ】入社1年目で僕たちが学んだこと~五箱新卒インタビュー~
みなさま、こんにちは!五箱広報のたばてぃーです。
今回は2020年4月に広告事業部に新卒入社した帯川紅樹さんと星出康平さんのインタビューです。
社会人になって1年が経過したお2人に、現在の仕事や就職活動の話、五箱のインターン時代について話してもらいました。
これからインターンを考えている方や就職活動中の学生さんに是非読んで頂ければ嬉しいです!
自己紹介
-本日はよろしくお願いいたします!最初にお2人のことを教えて下さい。
帯川:
広告事業部の帯川紅樹(おびかわこうじゅ)です。
よろしくお願いいたします!
出身は東京です。趣味は携帯ゲームとYoutubeで、最近は動画編集に興味があり、友人と機材を調べたりしています。
僕は小さい頃からテレビっ子で、もともとCMにすごく興味がありました。CMってどうやってできているんだろうとか、「CMってなんだ?」と調べていたら中高生くらいの時に広告代理店っていうものを知って興味を持ったのがきっかけです。
ただ、学生時代はずっとスポーツをやっていたので、少し興味があったという程度でしたが、就活の時に改めて何がやりたいだろうって時に広告業界に興味を持ちました。
星出:
同じく広告事業部の星出康平(ほしでこうへい)です。
よろしくお願いします!
僕は五箱の仕事とは別でhoshidemanとして「tigeretto」を運営していて、主にデザインとか服を作ったり、イラストを描いたりしています。
今はBASEで服を売っているので、ぜひ見てください!(笑)
【星出くんが運営する tigeretto】
出身は福岡県のド田舎で山に囲まれた地域です。田舎っ子なので、東京に憧れがあり大学生になって上京しました。学生時代は地方創生に興味があり、魅力を発信するという部分でマーケティングや広告業界にも興味を持ちました。
学生と社会人になってからの違いは?
-学生時代と社会人になってからの違いを教えて下さい。
星出:
僕は学生時代と基本的に変わっていない事の方が多いです。
変わった部分でいうと、大きく2つありますね。
1つ目は、学生時代と違って自分の言動に責任を持つようになったのが社会人になって変わった部分かなと思います。
2つ目は、休日を大切にするようになりました。大学時代は何も考えずに過ごしていたのが、社会人になって限られた休みをどう過ごすかはすごく考えるようになりました。あとは学生時代よりも勉強するようになったかも。
-例えば、どんな勉強をしているんですか?
星出:
今の自分の仕事であるリスティング広告の基礎やWebマーケティング全般の勉強をしています。
帯川:
僕は相手の気持ちを考えるという部分が社会人になって変わったと思います。
今までは相手が全てを理解している前提で主語がないまま会話をしてしまう事が学生時代から多々あって、仕事でも同じように会話をしてしまうことが多かったのですが、改めて相手が何を思っているのか考えて意識して会話をすることできるようになったかな、と。
僕は文章を書くのがすごく苦手で、今まではなんとなく伝わればいいやと思っていたんです。
でも、上司に「この文章だと、何を言っているのかわからないし、伝わらないよ!」と何度も指摘をもらって、最近は少しずつ理解して実践できるようになってきたかな、という感じです。
-どうやったら相手にちゃんと伝えられるだろうって意識して考えられるようになったんですね。
リモートワークで感じたこと
-昨年2020年4月入社の2人は「新型コロナウイルス」の影響もあって入社してからすぐにリモートワークで業務をしていく事になりましたが、リモートワークならではの不安や工夫した経験談があれば教えてください。
帯川:
そうですねー、実は何もかも不安でした。(笑)
社会人1年目でどうしたらいいのか分からない部分とリモートワークでどうしたらいいのか分からない部分の2つが一気に襲いかかってきました。
こうして、今振り返ってみるとコミュニケーションをする環境や手段が変わっただけで大きな差はないと思えるのですが、当時は基本的にどうしたらいいか分からない!っていう不安がすごくありました。
改善してきたことというよりは、環境に慣れるのに必死でした。なので、周りからのアドバイスを参考に自分のするべきことを取捨選択し続けてきたっていうのが本当のところかと思います。
最初は、入社したらなんか仕事を振ってもらえるのかなっていう甘い考えのまま入社してしまい、待ちの姿勢でいたんです。
そうしたら仕事が全然来ないっていうことに気が付きまして…
どうするべきか考えたときに先輩から「目的を意識しないとダメだよ」っていうアドバイスをいただいて、初めてしっかり仕事への向き合い方を考えるようになりました。
変わったところでいうと、受け身の姿勢を変えて自分から能動的に行動できるようになったところですかね。
-おぉ、では能動的に動けるようになった時の具体的なエピソードなどはありますか?
帯川:
3ヶ月くらい前なんですけど、事業部メンバーのスケジュールを確認していたら、自分に依頼される内容を見つけたので、依頼内容を確認して、上司に直接聞きに行ったら「先回りで行動してくれてありがとう!対応お願いね!」って言ってもらえて、めちゃくちゃ嬉しかったことがありました。それが能動的に動けるようになったかなと思えた瞬間ですかね。
自分から率先して事業部メンバーのスケジュールを確認する、というのも先輩に教えてもらったことなんですけど、
・連絡ツールをみて、事業部メンバーが誰と連絡を取っているかを確認
・全員の今日のスケジュールと先の3日~1週間くらいのスケジュールを確認
この2つを朝一番に確認することを続けていたら、先回りして動くことができました。
-相手の事を考えて予測して行動できるようになったんですね、良い成功体験でしたね!
星出:
インターン時代はリモートワークではなく出社していたので、その時との違いはやはり「コミュニケーション」ですかね。リモートワークになって一番苦戦しました。
コミュニケーションって1人が心がける部分と会社全体で心がける部分があると思っていて、会社全体の方はすごいスピードで改善されていったので問題なかったんですけど、個人が心がける部分ではどのようなスタンスでやろうかなと考えていました。僕がやったのは、オンライン上でも直接会話する回数を増やして、小さい事でもすぐに聞きに行くようにした。
そうすることで相手がどう考えているのかが限られた画面からの情報でも伝わるようになって、コミュニケーション不足を解消する事ができました。会話の量は重要だなと思います。
仕事を通しての学び
-現在、広告事業部の一員として活躍中のお2人ですが、運用型広告の業務は専門的な部分が多いですよね。どのような勉強をしているんですか?
星出:
僕は上司からのアドバイスもらいつつ、業界にまつわる記事や五箱と関わりのある外部パートナーの方への相談が多いです。
その他はTwitterでフォローしている人のツイートを見て、こんな悩みを抱えているんだ!とか、こんな改善をしたら広告の成果が良くなりましたみたいなツイートをみながら検証や勉強する事が多いですね。
僕の場合は本を読んでリスティング広告の勉強というのはあまりしていないかなぁ。
帯川:
僕は星出君とは逆で本を読んで勉強することが多いです。
広告で使用する広告設計の基礎は、本を参考に見よう見まねで必死に作っていたのを覚えています。
広告設計は入社して3ヶ月後くらいから始めていったのですが、リモートワークでまずなにから着手したらいいのか分からないし、呆然としていた時もありました。このままじゃいけないと思い、本に書いてあったことを一つずつ自分で試していった思い出があります。
あとは、勉強というか心構え的な感じなんですけど、失敗を恐れずにチャレンジして上司にアドバイスをもらうことを繰り返しています。自分のやり方が間違っていたら、上司はどうやってるんだろうっていうのを研究してすぐに真似しています。
失敗談からの学び
-入社してからの失敗談はありますか?
星出:
はい、あります。お客さま対応で悔しい失敗をしました。
お客さまとしっかり目標を共有、認識を合わせられてなかったことがありました。
自分が広告パートナーとして、大事な数字を一任されている立場なのにお客さまにとって「良い結果ではなかった」にも関わらず認識を合わせられてなかったために「先月は良かったです!」なんて報告をしてしまいすごく怒られてしまいました。
-なるほど、お客さまが思っていた良いと思えるレベルと星出くんの良いレベルの認識が異なっていたんですね。
星出:
はい、そうなんです。
その失敗から学んだことは、お客さまのことをちゃんと理解すること。事前にしっかり会話をして期待値を把握する。広告を任せてもらっている立場として基本的なマインドというかスタンスがこの件で身につきました。
あとは、やっぱり自分で行動して、失敗しないと分からないことって多いな、と感じます。
自分の考えが甘かったと反省できたのも、多分怒られないと分からなかった。(失敗をしなくてもわかる人もいると思うのですが…)それが続いてはダメなので同じことを繰り返さないよう意識してます。あの時真剣に指摘してくださって本当に良かったです。担当者の方には感謝してます。
今後はお客さまの事を考えて行動するのはもちろんなんですけど、自分が自信を持って行動すれば、成果に関わらずお客さまにとって求められていることに答えられるんだ、ということを学びました。
-そのとき先輩からもらったアドバイスなどはありましたか?
星出:
はい、「相手の立場を考えぬけ」です。
僕はまだ入社して1年ですが、担当者の方は事業責任者の方とかで全然目線が違うんですよ。
なので自分の価値観をベースで進めてしまうとダメで、お客さまが今どういう状況でどんな数値が必要なのかを必ず考えるべきとアドバイスをもらいました。
帯川:
僕もお客さまとのコミュニケーションでの失敗が多かったですね。
具体的には毎月の広告結果を報告する際、悪い結果の報告で説明が足りない内容を送ってしまって、怒られてしまった事がありました。悪い結果をなるべく悪くないように報告しなきゃ、って思ってしまって…
言い訳みたい報告内容を送ってしまいました。
これも先輩からのアドバイスで気づけたところです。自分では数値が悪いなりに良いことを書かなければ、と思っていたんですね。。それがダメでした。
結果に対して、いいことも悪いことも、正しく伝えなければいけないということをこの経験を通じて学びました。
この失敗を経て、お客さまとこまめに連絡を取ること。
現時点の状況報告や今後こうやって変えていきますっていう方針を随時連絡取り合い、お客さまと目線を合わせながら進めれば大丈夫と教えてもらいました。
そこから意識して週に1回報告書を送ったり、気になった部分があれば電話で聞いたり報告することを徹底したおかげで、以前よりも自信を持ってお客さまに伝えられるようになりました。
この失敗を経て、自分の行動も変えることができたし、コミュニケーションの仕方も変わってきました。
1番大切なことは「お客さまとどれだけ同じ認識で動けるか」っていう部分だと思います。
-ありがとうございます。
1年間五箱で仕事をして、お客さまに対する姿勢がすごく変わったな、と私も感じます。
五箱を知ったきっかけ
-次は入社前のお話についてお伺いします。
五箱を知ったきっかけとなぜ五箱に興味を持ったのかを教えてください。
帯川:
僕らが五箱を知ったきっかけは実は同じで。星出君と同じ紹介会社に登録していたんですけど、その紹介会社の方が将来やりたいことなどをヒアリングしてくれた際に五箱を紹介してくれたんです。
僕の場合は、就活がなかなか上手くいかず、その紹介会社さんに相談をしていた会社の中で唯一選考に進めて、最後までお話を聞いてくれたのが五箱でした。
興味を持った理由はもともと広告に興味があったのと、今後のインターネット業界は伸びるだろうなっていう漠然とした理由でした。
あとは、仕事をたくさん任せてもらえる会社がいいなという部分で、五箱なら自分も頑張れるかもっていうフィーリングがありました。
また、僕は内定が全然でなくて、自分がいいなと思った会社で内定を頂けたのが五箱だけだったので、五箱に入社を決めました。
星出:
はい、紹介会社は帯川君と一緒なんですけど、実はその紹介会社でもインターンをしていて、就活は別で自分でやっていたんです。結構色んな会社を受けてたんですけど、なんか違うなと思って、結局内定をもらったところを全部辞めたんですよ。
そこでインターンをしていた紹介会社さんに相談をしに行ったら、五箱の粕谷さんの話が出てきたんです。
「ウェブマーケティングの会社を経営しながら、将来沖縄のマンゴーを本気で売ろうとしてる社長がいる」って教えてもらって、僕はそれにすごく惹かれて、絶対面白いなと思って…なので最初は五箱じゃなくて、粕谷さんに話を聞きにいきました。
粕谷さんに話を聞きに行ってから面接に進んだんですよね。
なので、きっかけは粕谷さんです。
興味を持った理由は粕谷さんに興味があったというか、面白そうだな人だなと思っていました。その後面接に進んだ時に今一緒に働いている先輩方が面接官だったんですが。
いきなり3対1で怖かったのを覚えています(笑)
それは冗談ですが、その面接官が3人とも面白い人たちだったんですよね。
1つは3人それぞれの個性がみんな強くて。
基本的に五箱以外の会社の方たちは、みんな就活生に対して温和で丸い人たちが多いイメージだったんですけど、ここの人たちみんな尖ってる…(笑)
性格が尖ってるんじゃなくて、その人を表すアイデンティティが強いのに、同じ会社にいることがすごいなと思って、そこにすごく惹かれたっていうのが五箱にいきたいなと思った理由です。
Web広告代理店を選んだきっかけ
-Web業界の中でも広告代理店を選んだきっかけはあったんですか?
星出:
もともと「地域創生」と「デザイン」に興味がありました。僕は美大生の友達が結構多くて、その中で共通していることが、みんないいものを持っているということ。
食べ物とかアイデンティティとか地域性はすごく素敵なものを持っているのに発信する力が欠けているなと感じることが多々あり、それをどうにかしたいっていう想いから広告代理店でマーケティングを学びたくて、この業界を選んだっていうのがあります。
だから、粕谷さんの沖縄のマンゴーの話にすごく興味を持ちました。
帯川:
僕は大学時代教育学部だったんですけど、勉強をしていて教育じゃない仕事がしたいなと思っていた時に、小さい頃のテレビが好きでCMに興味を持っていた事を思い出して、就活では広告代理店をメインに就活を行うことにしました。
インターンについて
-では次にインターン時代のお話を聞かせてください。インターンを経験して良かったですか?
星出:
社内の雰囲気を知れるっていう点で言うと本当にやって良かったと思います。
また、インターンを通じて五箱に入社して感じたことは、インターンでも社員になってもあまり差がなかった。
4月に新卒として入ってからの業務と同じことをインターンのうちに学べました。
帯川:
僕も会社の雰囲気とか考え方を先に知れたという点では良かった半面、五箱の考え方っていうのが今まで僕が経験してこなかった考えが多かったので最初はものすごくやりにくさみたいのはありました。
五箱の考え方に慣れていなかったという部分もあると思うんですけど、今まで言われた事をやる人だったので、何かを考えて行動することに慣れなくてすごく不安があり悩んでいましたが、インターンを通じてそのあたりの考え方を学べたことは大きかったです。
また、事前に自分の仕事内容を学べたことで入社してからのギャップはなかったです。
これをやっていくんだ!っていうものが事前に出来ていたので、その点はインターンをして本当に良かったと思います。
インターンを考えている学生さんに向けて
-では最後にインターンをしたいなと考えている学生さんに向けて一言ずつお願いします。
星出:
五箱で一緒に仕事をしたいなと思う人は「自分の主張をはっきりと言える人」がいいと思います。好きと嫌いがはっきり言える人ですかね。
インターン選びでいうと、どんな仕事をするにしても「どれだけ色々なことにチャレンジさせてもらえるか」がインターンの醍醐味であり、面白いところかなと思うので、自分なりにチャレンジができるかを見て選んでみるといいかなと思います。
僕は五箱でかなり色々なことにチャレンジさせてもらえてインターン自体が楽しかったし、成長できたのを覚えています。
帯川:
僕は、まずはインターネット広告に興味がある人は一回五箱に来てみてもいいんじゃないかなと思います。
「インターネット広告」って何か分からないけど、ちょっと気になる…ぐらいのレベル感の人でもいいのかなと思います。僕がそうでしたから。
なぜかというと、すぐに実務的なことをやらせてもらえるっていうのと、世の中どんなインターネット広告があるのかを実務を通じて学べる。あとはお客さま目線や目的意識なども学べると思います。
実際に広告を運用するにあたって、色んな会社のビジネスモデルを知る良いきっかけになります。僕も就活の時に知らなかった業界などを知る機会を得れました。
そういう意味では広告に興味がなくても、インターンをしたいけど何をしたらいいのか分からない人にとって、インターネット広告はどんな仕事をしているか学べるし、他の業界がどんな仕事をしているのか知れるので気軽に手を上げてほしいですね。
-ありがとうございました。2人の生の声が就活中の学生さんに届くとよいですね!お2人とも今日はたくさんのお話をありがとうございました。
取材後記
今回は広告事業部2020年4月入社の帯川さんと星出さんにインタビューでした。
お話を聞いてとても感じたのは、2人とも自分達の経験をバネにしてお客さまや先輩社員さんとのコミュニケーションを大切に期待を超える仕事ができるように奮闘しているということがひしひしと伝わってきました。
これからのお2人のさらなる活躍に期待したいと思います!
わたくしたばてぃーも後輩に負けないように今まで以上に五箱の内部をみなさんに届けていこう!と誓いました。
記事内でもあるように五箱では、運用型広告を経験してみたい学生のインターン生を募集しています。この記事をみて少しでも五箱のインターンに興味がある学生さんはお気軽に以下のURLよりお問合せくださいね。インターンシップの詳細や不明点、質問などでも大丈夫です。
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最後に。
わたしも就職活動を経験した身。学生のみなさんにおきましては就職活動中、自分の進路で悩むことや辛く苦しいこともあるかもしれませんが、しっかり自分自身と向き合い自分にとって最良の選択ができるように祈ってます。また本インタビューを読んで五箱に少しでも興味があれば、お気軽にご連絡頂ければと思います!