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もし食べるの大好き管理栄養士が1カ月間ヴィーガン食をやったら28~パパイヤ

28日目 11/22(日)
トップ画像、集合体恐怖症の方にとっては閲覧注意だったかもしれません。すみません。お気に入りの八百屋で見つけて買ってしまった青パパイヤの断面です。初めて調理してみました。

今日の食事

【朝】

押麦ごはん
みそ汁(大根・ごぼう)
納豆
ねぎとわかめの炒めもの
豆乳ヨーグルト

写真を撮り忘れました。終盤へ来て意識がたるんでいるのか撮り忘れが多いです。気を引き締めねば。
最近は野菜の値段が下がってきて、ヴィーガンに取り組むにあたっては非常にありがたいです。今年の夏場、最も野菜の価格が高騰していた頃だったらこの取組みは成立していなかったかもしれません。
そう思うと、価格変動の幅が大きい野菜を中心とするヴィーガン食を継続するは、多少のコスト増は吸収してやっていくくらいの覚悟と資金力が必要と思われます。

【昼】

押麦ごはん
みそ汁(大根・ごぼう)
豆腐入り野菜炒め

朝食の際に「野菜中心だと価格変動の影響が大きい」と述べましたが、旬への意識が鋭敏になることはひとつ楽しい点だと思います。
根菜も、キャベツの寒玉も、少し前より格段に安くおいしくなりました!
こういったことはどんな食生活をしていても気にしていたいものです。

【夜】

押麦ごはん
スープ(大根・ブロッコリー)
厚揚げと野菜のみそ炒め
ソムタム風青パパイヤサラダ
甘辛こんにゃく

青パパイヤを購入。1個190円という値段が安いのか高いのかもよくわかりませんでしたが、目が合ったので買ってしまいました。
というのも、以前に友人と行ったヴィーガン対応のタイ料理屋さんで食べたソムタム(青パパイヤのサラダ)がとてもおいしく、かつナンプラーや干しエビその他動物性の細かな調味料不使用ということで「これなら家で再現できるのでは?」と思っていたのです。

半分に切ってみると、薄みどりの果肉に白い種がびっしり。
熟した状態とはまた違う、さらっとしたトロピカル香が爽やかです。
種は思ったより乾いておりポロポロと台所中に飛び散りましたが、スプーンで簡単に除去できました。皮はピーラーでむけます。
切っていると果肉から白い液体が染み出してきます。これはパパイヤに含まれるたんぱく質分解酵素だそうで、パパイヤを食べたり触ったりすると肌がかぶれてしまう人がいるのはこの酵素が肌の組織を分解するためです。肉をこれに漬けておくとさぞ柔らかくなるだろうと思いますが、今回はヴィーガンなのでその力は秘めておいてもらいました。
にんじんと一緒に千切りにして塩でもみ、ポン酢とスイートチリソースで和えれば簡単ソムタムの完成です。

食べてみると、見知った調味料で作ったとは思えない東南アジア感!
香りしかり食感しかり、やはり異国の食材はそれだけで雰囲気が全く違います。個人的には、お店で食べるとかなり辛い場合が多いソムタムを落ち着いた味に調整できるのも気に入りました。
パクチーや砕いたピーナッツなどをのせればさらに本格的かと思います。しかしこれくらいのマイルドエスニック感も、他の料理との親和性が高く献立になじませやすいです。
飛び散ったパパイヤの種を掃除する時間を含めても10分あればできます。良ければぜひお試しください。

ヴィーガン食は食品選択の幅が狭い、というのはよくよく言っていることではありますが、探してみると野菜でも果物でも未知の食材はたくさんあります。
新しい食材や旬のものなどを活用すれば、楽しい食生活を送ることは十分できるのだとあらためて感じました。

身体の様子

体重:48.4kg 体脂肪率:17.7% 筋肉量:38.1kg
体調に変化はありません。

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