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東日本自転車旅 3日目 掛川ー藤枝ー静岡ー清水ー富士 86km

求友堂は朝もやっておらず。しかし求友堂。非常にいい名前だ。
文字のリズムも良い。絶対いいところだ。
また掛川に来た時にリベンジしよう。
藤枝までは軽く峠があって、標高でいうと200m程度。
車体が重いからやっぱ上りはキツい。1000m上る日は大変だ。
藤枝にきた理由は親戚の一男さんという叔父さんがやっている望月サイクルへ行くためである。好男さんの孫ですと言ったらすぐにわかってくれて、いろいろ話ができた。一男さんは船の特攻隊、震洋の候補生で、あと3か月戦争が長引いていたら出陣だったらしい。めちゃくちゃ優しい人で、自分が来たこともとても喜んでくれて嬉しかった。また藤枝に行くことがあれば寄っていこう。静岡サイクリング協会の副会長をやっているらしく名刺をいただいた。意外と自転車とも縁のある家系なのか。一男さんが「バスとか車で見た景色は忘れちゃうけど自転車で見た景色は忘れない」と言ってたのがとても印象的だったし、すごく共感できた。自分の力で行くことの楽しさは歳が離れてて、生きてきた時代が違っても同じなんだな。
当時の自転車で一日200km走っていたというが、舗装のないところもあるといっていたし今とは比べ物にならないくらい大変だろうな。一男さんに会えて本当によかった。

お昼はマリンバという良さげな喫茶店で豚カツ定食を食べて休憩。天気がちょっと心配だけどなんとかなるかな。静岡に行く途中、トイショップトライというおもちゃ屋さんを見つけた。ここがまたすごい。アメトイ、フィギュアには詳しくないけどめちゃくちゃおもしろい。場所も辺鄙なところにあるしここはかなり穴場スポットだ。
時間に少し余裕があったから静岡の喫茶店ペーパームーンへ行ってみることに。たいちくんがビビらせるからかなり緊張したけど話のテンポが似ているのかとても話しやすい店長さんだった。ペーパームーンはめちゃくちゃ居心地良く置いている本も気になるものばかり。次来たときはゆっくり本も読んでみたい。そして本をめちゃくちゃ安く貸し出しているのもすごくよかった。また絶対行こう。
昔仕事で清水に住んでいた話をしたら、清水から若い女の子がよく来ていたみたいな話題に。清水に住んでいる時にたまにご飯に行っていた女の子を思い出した。その子は静岡によく行く喫茶店があると話していたのだがどこの喫茶店かまでは聞いていなかった。めちゃくちゃ気になってたってわけではないけど、なんだかモヤモヤはしていたし、かと言ってもう連絡も取ってないから確認する術もないのでほぼ諦めていたが、なんとその行きつけの喫茶店はペーパームーンだったのだ。世の中は狭い。ペーパームーンはなんだかご縁があるのかな。来るべくして来たような気がする。めちゃくちゃスッキリした。
その後は清水時代とてもとてもお世話になりよくお話をしに行っていたs&kへ。ポスタルコの一年カレンダーに旅の日程を書き込んでいるのを見せたら、デザイナーの人に送りたいからと写真撮ってくれた。嬉しかったけどもっと綺麗な字で書いておけばよかった。また旅が終わったら遊びに行こう。

清水時代に通っていたCFGという音楽スタジオの佐藤さんにも会いたかったけど営業していなくて会えなかった。残念。5時前くらいに清水を出発して7時前には富士に到着。そんなに暗い道がなかったからよかったけどなるべく夜は走りたくないな。久しぶりに古着屋行ったからか、cozyにいいものが多いからかわからないけど古着見るのはめちゃくちゃ楽しかった。スタッフのさすけくんと新しく入ったもっちゃんと話をしてオーナーのたつやさんと焼き鳥センターへ。りょうまくんは今日叔父さんが遊びに来ていて一緒に飲めないといっていたけど偶然同じ焼き鳥センターに来たので結局4人で飲むことに。cozyはお店も働いてるスタッフもすごく素敵な古着屋だと改めて感じた。静岡で年の近い友達がたくさんできたのもcozyのおかげだ。清水時代を本当に楽しいものにしてくれて感謝しかない。



夜はたつやさんの家に泊めてもらい、なかなかハードな1日が終わった。たつやさんの家にあるアメリカ雑貨や食器がすごく自分好みの良いものばかりだった。自分はわりと身の回りのモノを減らしていこうと思っていたが、あれだけいいモノが周りにたくさんあるとモノを持つこともいいなと改めて感じた。いいものを見せてもらった。また遊びに行きたいな。


コンビニ 500円
昼飯 1000円
ペーパームーン 400円
トイショップトライ 1500
合計 2900円

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