見出し画像

オンラインピアノ練習サイト比較(Piano Marvel VS. flowkey)

せっかくうちに鍵盤楽器あるのでピアノ弾けるようになりたいなー・・・でもピアノ教室に通うほどの元気も時間もお金もないし、ゲーム感覚で上達できるサービスはないかなーって思いますよね。私は思います。
このご時世なのでそんなサービスは山のように(?)あるのですが、その中でもおそらく二大巨頭であるPiano Marvelflowkeyについてその特徴やメリデメについて比較しながら紹介します。
ちなみに、あくまでピアノ上達したいというのが目的ですのでいわゆる「音ゲーみたいなやつ」は最初から除外してます。やってみるとわかるのですが、慣れると楽譜が一番情報量が多くてすんなり指が動くんです。っていうか音ゲーマジ無理。

「音ゲーみたいなやつ」(こういうのはこの記事では触れません)
こういうのを見て弾けると素敵ですね(Piano Marvalよりエリーゼのためにスクショ)

結論(まとめ)

「シンプルにピアノの練習をしたい/習いたい、習い事好き、一歩一歩コツコツ進めたい、実績埋めとか大好き」という方はPiano Marvel
「J-POP、ゲーム音楽、アニメなどウケそうな曲を手っ取り早く身に着けて自慢したい、スケールの練習とか反復練習とかどうでもいいので、有名曲のレパートリーを増やしたい」という方はflowkey
私は自分の性格上Piano Marvelの方が合ってるんですが、どちらかが一方的に勝っているという事はありませんので、下記を参考にお好きな方を選んでもらってよいかなと思います。

それぞれの特徴(比較)

練習画面

Piano Marvel(演奏画面)
flowkey(演奏画面)

Piano Marvelは楽譜がそのまま表示され、現在演奏しているところ(第3小節のところに見えている青いバー)が動いていく。長い楽譜でもスムーズに切り替わっていくのでストレスないですね。隣にピアノの先生が立っていて「ほら、楽譜の通り弾いてみなさい」って言われているイメージ。
flowkeyの特徴はなんといっても演奏動画ですね。先生が弾いているお手本動画がリアルタイムで再生されている中で、下半分に表示されている楽譜が延々と右にスクロールしていくので、これはこれでプレッシャー半端ない。
好き嫌いあると思いますが個人的にはPiano Marvelの方が、やりやすいかな。flowkeyの動画は「”ほらこうやって弾くのよ”と教えてもらってる感」があって見た目素敵なのですが、すぐに動画はどうでもよくなるしそっち見て弾くわけでもない。楽譜が一段しか表示されないのでちょっと情報量すくなくって、「あと10小節くらいで終わりだな」って弾きながら見えないのがなんとなくつらい。
演奏動画が見たければPiano MarvelもアプリからYouTubeへのリンクが張られています(すべての曲ではない)ので見たければ見れる。

収録曲の傾向

Piano Marvel(曲選択)
flowkey(曲選択)

Piano Marvelは練習ガチ目のラインナップ。クラシックの名曲を中心にハノンまであったりして、対象となる演奏者レベルも細かく分けられているので「練習します!」という感じですね。映画音楽やディズニー、その他スタンダードナンバーもありますがそっち系はflowkeyのラインナップにはかないません。ただ、ともかく総曲数も多く「今週のディズニーチャレンジ」みたいな感じでイベントがしょっちゅう立ち上がって”挑んでくる”ので、制覇したろうやないかスイッチをめっちゃ煽ってきます。
flowkeyはJ/K-Popからアニメ・ゲームまで、これ弾いてみたかったんだよというところを良い意味で下世話(笑)にフォローアップしていてラインナップがキラキラしてます。良い意味で狙いがめっちゃわかりやすい。これが弾けるようになるんだったら私も練習してみたいと思わせる曲が山盛り。私がスーパーマリオのあの曲を練習したのもflowkey。

収録曲数

Piano Marvelは練習曲含めると25,000曲以上!一方でflowkeyは1,500曲程度なので曲数はPiano Marvelの圧勝ですが、flowkeyでも全く困らない程度には曲数ありますし、総曲数ではなく上記の収録曲の傾向で選んだ方がよいと思います。

料金

Piano Marvel(料金)
flowkey(料金)

Piano Marvelが月次サブスクで約2,000円/月、年間契約すると月額ベースで約1,200円/月。
flowkeyは月次サブスクで約2,600円/月、年間契約すると月額ベースで約1,300円/月。
ちょっとだけflowkeyの方がお値段お高めですね。flowkeyには買い切り型もありますが40,000円近いお値段を払ってflowkeyと心中する勇気は私にはありません・・・。

基本練習機能

メソッド/テクニック練習(Piano Marvel)
コース(flowkey)

これは断然Piano Marvelに軍配。スクリーンショットのトロフィー1つあたり20パターンの練習があって、トロフィーは30個。これがメソッド編とテクニック編の2枚あるので合計で1,200レッスンあります。ひたすら音階をなぞらせる苦痛のようなレッスンもありますが、バックトラック付きで楽しく弾けるレッスン(メソッド編)もたくさんあるので初心者さんも楽しくステップアップしていけると思います。1つ1つ埋めていく必要があるので、結構マゾいですがそういうのが好きな人(私)は逆にウキウキする。
flowkeyの方も、はじめて鍵盤触るといった入門者レベルから、お家芸の動画レッスンで懇切丁寧に教えてくれますが、Piano Marvelほど体系立てて整備されているわけではない印象で、あくまでおまけ的な位置づけ?好きな曲を弾きながら実践で慣れていけといった(良くも悪くも)突き放し感は若干感じる。
私がPiano Marvel派であるのはここのレッスン機能の充実によるもの。

その他参考情報

私が使っているMIDIキーボード

Roland A-49使ってます。新品だと20,000円弱、中古だと10,000円前後でしょうか。良い意味でごちゃごちゃついてなくてシンプルな機種なのでおすすめです。そんなに「ぺらぺら打鍵」でもないのもお気に入り。Sleepfreaksのアンケートでも人気ランキング第3位でした。

比較動画など


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?