オレ流クソ主観素人お笑い論27「フリップネタ」
これに関しても1人コントと同じく構成や展開は必要。
題材も無数に可能性がある。
文字で笑わせる使い方もあれば、絵で笑わせる使い方もある。
紙芝居みたいなもの。
フリップを見ながら喋るから1人コントよりもネタを飛ばしたり台詞を噛んだりする可能性は低いが、その分持ち運びが大変で大荷物になる。
オレもフリップネタはやったことがあるが、構成や展開も大事だが、
フリップ1枚1枚に魂を込めることも重要。
時間はかなりかかる。
しかし時間をかけた方が魂がこもるし、聞き手に伝わりやすくなる。
下手な絵でもいい、下手な字でもいい、伝えたいメッセージを込めること。
紙は大きくてしっかりしたものが良い。
見やすさが重要。
譜面台の使用の仕方も覚える必要がある。
あとフリップをめくる順番を間違えたり1枚でも紛失したりすると台無しになるのでそこは気を付けなければならない。
使用したフリップは箱に片付けていくか机の上に置くか、床に置いていくかはネタの内容やその時の状況によって決めれば良い。
注意点としてはこんな感じ。
内容もどのようなものにするかは人それぞれだが、喋りの技術は間違いなく必要。
フリップがしっかりしていても肝心の喋りがヘタクソだと台無しになる場合もある。
内容は例えば国語が得意なら四字熟語や慣用句などを用いたあるあるネタ、英語が得意なら英単語を用いたあるあるネタ、絵が得意なら紙芝居形式のネタにするなどとにかく色々できる。
また1人コント同様、音楽や音声を用いながらフリップをめくり独特の雰囲気を出して笑いを取る芸人もいるし、1人コントをしながらフリップをめくって展開をわかりやすくする奇抜な笑いの取り方をする芸人もいる。
本当に色々できるのがフリップネタの醍醐味だ。
譜面台は音楽関係のお店で売ってるし画用紙や筆記用具は文具屋で買うことになるが、金をかけてでも笑いが欲しい芸人は金に糸目はつけないだろう。