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本の要約 道は開ける D・カーネギー

本書はあらゆる人間に共通する悩みの実態と
それの克服法を述べた本
=数々の悩みの実例
それを克服する具体的な方法が書いてあります。
商社勤務時代の1999年に、社会人人生で悩みに悩んでいた頃、
この本を読んで解決できて、心がスッキリして、今日も頑張ろうと
いう気持ちになり、とても大事なことを教えてもらった本になります。

◆第1部 悩みについて知らねばならぬ基本的事実
①もし悩みと縁を切りたいならば、「今日1日の区切りで生きる」こと。
 過去や未来のことを機に悩まない。
 就寝時までひたすら今日1日のために生きよう。
②苦境に陥り、行き詰ったときは次の公式を試してみよう。
 a 「問題が解決できない時に起こりうる最悪の事態は何か?
 b やむを得ない場合には最悪の事態を受け入れる心構えをする
 c それから落ち着いて最悪の事態を好転させるように対処する
③悩みが健康という名の法外な代償を払っていることを肝に銘ずること
 「悩みに対する戦略を知らないものは若死にする」
まだ若く、仕事で失敗したこと、来週の会議資料ができていない
過去や将来に不安を感じていたが、今日一日を精一杯生きることを
教えてもらいました。

そして最悪の事態を想定して、解決策を決めておけば、心が落ち着き
やるべきことをしっかりと進めることが出来ました。

◆第2部 悩みを分析する基礎技術
①事実の把握、「この世の悩みの大半は、判断の根拠となる知識が
 充分でないのにあえて判断を下そうとすることから生じる。
②すべての事実を慎重に比較検討してから決断せよ
③慎重に件継談を下したら、行動に移すこと。
 決断に基づいてひたすら行動しよう-
 そして結果についての心配は一切無用だ。
④何かの問題で悩みそうな場合には、次の問いと答えを書き出してみること
a 問題点はなにか?
b 問題の原因はなにか?
c いく通りの解決策があって、それらはどんなものか?
d 望ましい解決策はどれか?
仕事で悩んだとき、「問題点は何か?」と紙に書き出し、
その後の質問に回答をしていくだけで、問題解決が図られ、
とても気が楽になりました。

◆第3部 悩みの週刊を早期に断とう
①多忙な毎日によって悩みを追い出そう
 活発に飛び回ること、「クヨクヨ病」に対する最良の治療である。
②ささいなことで大騒ぎしないこと。
③平均値の法則を利用して悩みを解消しよう。
④避けられない運命には調子を合わせよう。
 あなたの力ではもはや事態を変えられないと悟ったら
 「かくのごとし、かくあらざるをえず」と自分に言い聞かせること。
⑤悩みに対して、「ストップ・ロス・オーダー」という歯止めを用いよう。
 1つの問題に対して、どの程度まで気に掛けるべきかを決めて
 その限度を超えたら忘れてしまうこと。
⑥過去は墓場へと葬ろう。オカクズを挽こうとするな。
 日々、いろんなことを考え、うじうじ考えていましたが、
 「念を繋がない」という言葉を大事に、ゼロヒャク思考ではなく、
 抱えていくことを学びました。

随分前に読んだ本ですが、その後の2010年、そして2023年に
後輩や息子に贈れる素晴らしい本でした!
25年後に再度ざっくりですが、読み返し、あの時を思い出し、
回想できて懐かしいこと、そして改めて記憶にとどめ、
これからの人生で悩んだらこの解決策を試し、
より幸せに生きていこうと思った今日この頃です。
想い出させてくれて、ありがとうございます。
感謝!


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