続・本の散歩 58/69@広島県 尾道

画像1 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン 尾道』大林宣彦。16歳、『さびしんぼう』にヤラれた。17歳初めて尾道に一人旅をした。21歳仲間と8ミリを担いで自主映画を撮りに行った。26歳大林監督に尾道で撮った映画のテープを渡す機会を得た。28歳自分が演出したCMのナレーションをお願いした。46歳電子書籍へのコメントをいただいた。52歳大切な人を喪った。54歳33年ぶりに旅をした。日本中が平均化したように尾道もそうなることを恐れていた大林監督の心配は杞憂だった。今も尾道は絵本の中のようにわたしを遠くまで運んでくれた。

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