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体調が悪い時こそベストライブが産まれます。

優れたライブバンドは体調が悪い時にこそベストライブをやります。私がかつてマネージャーをしていたART-SCIOOLも惑星もライブやプロモーション活動その他レコーディングなど過多でメンバーが疲弊してる時にベストライブをしました。なぜでしょうか。

余計なことを考えないからです。
余計な力が入らないからです。

ライブバンドは音楽が身体に染み付いています。考えずとも次のフレーズを演奏すべく指が動き言葉が出てきます。とても自然な状態でありのままの状態で何の作為も余計な変換も無くそのまま、リアルなままの自分を音楽にのせて届けます。

では疲れていればそれで良いのかというともちろんそんな単純なことではありません。身体に音楽が染み付くことが必要です。そのためには繰り返し繰り返し演奏することです。そして自らの演奏を動画で見たり音源を聴くことです。

頭で考えながら演奏して良い演奏になるわけがありません。考えなくても演奏できる状態でステージに上がるべきなんです。プロの音楽家とはそういうものです。

プロの音楽家は、真のライブバンドは疲れてる時、体調が悪い時こそベストのライブができます。もしあなたが今夜ライブがあるのに体調が優れて無くても安心してください。もしあなたが本当にプロの音楽家であるなら、ですが。

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