音楽的な歌詞の作り方。
歌詞は音楽であるべきです。
ヒップホップ、ラップが既に証明してるように歌詞はリズムでありサウンドであり音楽でなければなりません。
あなたの言いたいことを文章にして音符に振り分けただけでは音楽になりません。それは文章です。文学でもありますが、良い文学にもリズムを重視してるものもあり音楽的であることすらあります。
あなたの歌詞がのっぺりとしていて平坦に聴こえる理由は、歌詞がただの文字の羅列であり言葉の持つ機能のうちの意味だけしか使ってないからです。それはたまたま音符に乗っかったただの言語以上のものではありません。
リズムとはメリハリです。言葉を詰め込んだ後に白玉を入れたり、韻を踏んだり、同じ語数のフレーズを繰り返すことでリズムが生まれます。あなたの言葉がそれらによって初めて音楽になります。
音楽になって初めて歌詞となります。
歌詞と詩は全くの別物です。いや、優れた詩にはリズムがあってそこに音楽的要素が現れるので別というわけではありませんね。文章が音楽的であることは、それが歌詞となるための必要条件です。
音符の上下だけに音楽を担わせないてください。
音符とそこにのる言葉が一体となって初めてリズムが生まれて音楽となります。
長文の後にはキレのある短文を入れる、濁音の箇所を重ねる、意表を突いた熟語を使う、英語を入れる、英語と日本語で韻を踏むのも効果をあげるかもしれない。
思いつくままに歌詞を音楽的にする手法を羅列してみましたが、もっともっと思いつくはずです。あなたは私と違ってアーティストです。芸術家です。
音楽的な要素を持った言葉が画期的な歌詞となりそれがあなたの音楽的な個性となります。今夜の曲作りから歌詞を音楽的にすることに注力してみてください。今夜からです。今夜から始めないとあなたは一生やりません。