見出し画像

返事が遅い人との正しい接し方。

ここ最近書いて来たライブオファーに限らずですが、返事が遅い人に対してXなどSNSで怒ってる人をよく見かけます。あれは絶対にNGです。2人の関係性の悪い部分を世界に晒しても何の解決にもなりません。そして誰も得しません。

返事が遅い人はそういうふうに生まれ育ってきた人なんです。

もちろん悪気など全くありません。そういう性格であり人間性なんです。遅刻する人が一生遅刻する人生を歩むのと同じで、返事が遅い人は一生返事が遅い人生を歩まなければなりません。その人のせいでは無いんです。DNAの染色体情報にしっかり書き込まれてるんです。

返事が遅くても絶対に怒ってはいけません。

腹立つ事もあるのはわかります。こちらは急いでるのに相手はのんびりしてる。こちらからのオファーを覚えてるのか否かもあやしいし見てさえいないかも知れない。何度も言いますが、それはその人が悪い訳ではありません。返事が遅いのはその人の人間性なんです。返事の遅さに対して怒りをぶつけるのはその人の人間性を否定することに他なりません。では返事が無いときどうしたらよいでしょうか。

答え易い問いを用意します。

例えば二択や三択から選んでもらいます。一度オファーしたとしても詳細をもう一度送った上で例えば、チャージバックの条件はこれで良いですか?それともギャラが良いですか?などのように聞きます。

そして柔らかく返事を促します。例えばライブのオファーであれば進捗を報告します。決して「早く返事ください」などと書いてはいけません。あからさまな催促は決して事態を好転させることはありません。返事を早く貰いたいなら別の要件で連絡してください。そして何気なく返事を促すのがベストです。

これは何も音楽業界に限った事ではありません。返事の遅い人は返事の遅い世界で生きている、と思ってください。そして返事の遅い人はそれに対して怒ってる人とはもう付き合わない方が良いと思います。あなたの「返事の遅い人間性」は変わりません。お互いのために良いことは何も無いんです。あなたはきっとおっとりした温厚な人だと思います。何の心配もしなくて良いし怒られても気にしてはいけません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?