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「親が外国語に興味があれば子どももできるようになる」について中国語発音講師Eicoの考え「子どもは親と同じではない」

世の中のバイリンガル教育や親子英語にケンカを売る気は全くありません。子どもが親に影響されるのは確かですが、まったく同じにはなりません。外国語への興味だって違う。子どもも親も変わる。そんなわたし個人の経験をご紹介します。

子の興味は親の鏡ではないこともある

「まずはお子さんに興味を持たせるには環境を作りましょう」
「お父さんお母さんが楽しみましょう」
さまざまな親子教室でよく聞かれるフレーズです。

親が好きなことと、子の興味については、大まかに分けて、下記4パターンがあると思います。

  1. 親が興味あり→子も興味を持つ

  2. 親が興味あり→子は興味なし

  3. 親が興味なし→子も興味を持つ

  4. 親が興味なし→子は興味なし

このうち、「1.親が興味あり→子も興味を持つ」と「4.親が興味なし→子は興味なし」の確率が高いことは、体感的にわかります。

とはいえ、「2.親が好きなこと→子は興味なし」「3.親が嫌いなこと→子も興味を持つ」に当てはまることだってあるのです。

過去記事で書いたように、わたしは外国語と日本語、つまり言語に興味がありますが、子どもたちは全く興味がないどころか、断固拒否でした。

夫はスポーツをするのも見るのも大好きですが、子どもはスポーツは苦手、夫がダメだしするのでスポーツは嫌いになりました。かろうじて見るのは嫌いではありませんが、親の影響を受けている、とは言えなさそうです。

子も親も成長する

こういうことを書くと、「じゃあ、親のやっていることは子どもに影響しないんだね!」とゼロ100思考、白黒思考を持ち出す方がいらっしゃるのですが、子どもと親の関係はそんなに単純でもない、と感じています。子どもと親は成長するからです。

我が家では語学は、かつて、「3 .親が興味あり→子も興味なし」に当てはまっていたのですが、子どもが成長し、「1.親が興味あり→子も興味を持つ」に変化してきました。

「お母さん、英語でこれってどういうの?」という質問されることもありますし、わたしが中国語の音読をしていると、いつの間にかリピーティングしているときもあります。

子どもも親も変化していきます。
そして、その変化は、子どもと親だけでなく、子どもの友人、学校などの環境、世の中の情勢も関ってくるのです。決して親のせいだけではないのですよ。

子育てを通じて自分も育てよう

とかく、早期教育が叫ばれがちな語学やスポーツ。わたしも焦りました。時間をおけば、子どもは自然と興味をもつようになりました。

わたしは、まだ子育ての真っ最中で、変化を楽しめているか、というとまだまだなときもあります。
でも、子どもの個性や変化をどーんと受け止められるように、自分も成長していきたいな、と思います!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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