ネアンデルタール人のDNAを調べた結果、彼らは人間だった
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ネアンデルタール人のDNAを調べた結果、彼らは人間だった

加藤 豪

A new DNA study compared modern humans to Neandertals. But unlike previous ones, this study targeted Northern Africans. The new report, published in the journal PLoS ONE, further confirms the fact that Neandertals could and did interbreed with people deemed to be modern humans.1
 現代人とネアンデルタール人のDNAを比較する研究が新たに行われました。今回の研究では、以前の研究とは異なり、対象は北アフリカ人です。
研究報告は科学雑誌PLoS ONEに掲載されましたが、その内容は現代人とみなされている人々とネアンデルタール人が交配していたという事実をさらに裏付けるものです。

When examining research of this nature, it is important to understand some of the caveats not discussed or explained in the sensationalized press releases that surely follow such high-profile discoveries.
 今回のような研究を検討する際に重要なことは、話題性のある発見の後に必ず行われるセンセーショナルなプレスリリースでは語られない、あるいは説明されていない注意事項を理解することです。

First, the researchers weren’t comparing the entire genomes between modern people groups and Neandertals. Rather, they selected regions of the genome that are informative to the study of human variation. Some DNA regions are not variable enough or do not produce consistent patterns amenable to genetic study. Hence, when researchers say that one to four percent of a certain modern human genome is shared with Neandertals, they are just talking about a very small fraction of the entire DNA sequence.  

 まず、研究チームは現代人のグループとネアンデルタール人の間のゲノム全体を比較していませんでした。 むしろ、彼らはヒトの変異の研究に有益なゲノムの領域を選択していたのです。
 DNA領域の中には、十分な可変性を持たないものや、遺伝学的研究に適した一貫したパターンを生み出さないものがあります。
従って、「一部の現代人のゲノムの1〜4パーセントがネアンデルタール人と共有されている」という研究チームの報告は、DNA配列全体のごく一部について説明しているにすぎません。

Second, the researchers used a severely reduced data set related to the analysis of ancient DNA. The PLoS ONE study attempted to compare 780,000 standardly used regions of the human genome as stated in the abstract of the paper. However, after filtering the data for poor quality DNA sequence associated with degradation (a common problem with ancient DNA), they only used 142,720 regions—less than 20 percent of the standard set used among modern people groups.
 第二に、研究チームは古代DNAの分析に関連している著しく減少したデータセットを使用したのです。
PLoS ONEの研究では、論文の要旨に記載されているように、標準的に使用されるヒトゲノムの78万の領域を比較しようとしました。
 しかし、古代のDNAに共通する問題である劣化に伴う質の悪いDNA配列をフィルタリングした結果、142,720の領域しか使用されておらず、これは現代人に存在する標準的なDNAのセット(ゲノム)の20%にも満たないものでした。

Third, the regions they compared contain what are called single nucleotide polymorphisms (SNPs). So, comparisons are not based on actual percent DNA sequence similarity genome-wide, but instead reflect whether there was a SNP present at a particular informative location. Thus, percentages of genetic mixtures between humans and Neandertals reflect a small, limited set of DNA sequences and the reported low levels are deceptive to the un-informed general public. The underlying fact not often discussed in Neandertal DNA papers like this is that the Neandertal genome is, for all practical purposes, identical to modern humans outside these variable regions.2 If the Neandertal DNA was not identical to modern humans, these types of SNP studies would not even be possible.

 第三に、彼らが比較した領域には、いわゆる一塩基多型(SNP)が含まれています。
 従って、比較はゲノム全体での実際のDNA配列の類似性の割合に基づくものではなく、特定の情報源となる場所にSNPが存在するかどうかを反映したものなのです。
 つまり、人間とネアンデルタール人の間の遺伝子混合の割合は、小さな限られたDNA配列を反映しており、従って報告されているこれらの情報は少なく、十分な知識をもたない一般の人々に誤解を与える内容なのです。
このようなネアンデルタール人のDNA論文ではあまり議論されていない根本的な事実として、ネアンデルタール人のゲノムは、これらの可変領域以外の部分では現代人と同一であるということが挙げられます。
もし、ネアンデルタール人のDNAが現代人と同一でなければ、これらのタイプのSNPを研究することは不可能です。

Fourth, and perhaps most important, errant assumptions undergirding this type of research assume the forward progress and improvement of human DNA over the course of evolutionary history. The problem with this assumption is that it is patently false.
 第四に、おそらく最も重要なことは、この種の研究の根底にある誤った仮定、つまり「進化の歴史の中で人間のDNAが進歩し、改良されてきた」に基づいていることです。この仮定は明らかに間違っています。

The human genome has been in a state of degradation since the fall of man recorded in Genesis—a finding spectacularly proven by the recent report of disease and gene decay found in the DNA sequence of the human exome (expressed protein coding regions).3 Cornell University geneticist John Sanford has clearly described the science of human genome degradation and harmful mutation accumulation.4
 ヒトゲノムは、創世記に書かれている人間の堕落以来、劣化し続けています。これは、最近報告されたヒトエクソーム(発現したタンパク質コーディング領域)のDNA配列に見られる病気や遺伝子の崩壊によって、見事に証明されています。
 コーネル大学の遺伝学者であるジョン・サンフォード氏は、ヒトゲノムの劣化と有害な突然変異の蓄積の科学を明確に説明しています。

And if today’s genomes are more degraded than the ancients—including Neandertals—then their DNA would actually represent a more pristine state than the genomes of modern humans. Thus, in a biblical model, modern humans would have genetic differences caused by generations of mutations and genome decay.

 そして、もし現代人のゲノムがネアンデルタール人を含む古代人よりも劣化しているとすれば、彼らのDNAは現代人のゲノムよりも実際にはよりきれいな状態を表していたことになります。
 現代人は、聖書に述べられているように、何世代にもわたる突然変異とゲノムの劣化によって引き起こされた遺伝的差異を持っているのです。

備考:「遺伝子」は体を作るために必要な設計図。
遺伝子の本体となる物質がDNA。
「DNAの文字列に表された遺伝情報すべて」をゲノムといいます。
ゲノムの中でも「タンパク質」の設計図の部分が「遺伝子」。

出典:https://www.icr.org/article/neandertal-dna-research-confirms-full

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加藤 豪
トレーナーでクリスチャンです。 赤十字救急法救急員/介護職員初任者研修 日本体育協会公認スポーツリーダー 健康管理士一般指導員/健康管理能力検定1級 NESTAシニアトレーナー NESTA PFT お問い合わせ先:https://l69.jimdofree.com/