見出し画像

受刑者が生産するデニムと小山田とアートにドラミング

プリズンブルース-紙パッチ

PRISON BLUES(プリズンブルース)
アメリカのオレゴン州ペンドルトンで受刑者によって生産されているデニムです。
売上の半分が犠牲者への損害賠償、残りはブランドの運営費や受刑者が出所した際に渡す様です。
受刑者の生活費は受刑者で確保して納税者の負担を減らすという事を主な目的としている仕組みは面白いなと思う。

先日Twitterに以下の内容でツイートしてみた(写真は↑の写真を使用)
【Denim introduction】-PRISON BLUES(プリズンブルース)
アメリカのオレゴン州ペンドルトンで受刑者によって生産されているジーンズで、納税者の負担を減らす事を主な目的としているジーンズの様です。
MADE IN USA好きな方はいかがでしょうか?
世の中には色々なジーンズがありますね~

と。ツイートしたところ20件ほどの「いいね」が入りました。
20件?少なっ!!と思われるかもしれないけれど普段のツイートの1~2件より10倍も多いでしょ。笑
納税者の負担を減らすという事をコンセプトにしている所に対しての「いいね」だと理解しておりますが、被害にあった方や遺族になった方はどのように思うのだろうか?と考えると、コンセプト的には素晴らしいけれどやはりファッションアイテムと結び付けられない物の生産の方が好ましいんじゃなかろうかと思っていたりする。アメリカらしいですけどね。

日本で同じことをして受け入れられるだろうか?
受刑者たちが作ったデニムは果たして受け入れられるだろうか?
異国の受刑者が生産しているという事が、身近ではない感覚があるからこそ受け入れやすいのではなかろうか?
日本の受刑者たちも色々と生産されていると思いますよね、家具なんかも作っておりますが購入した事ありますか?

小山田圭吾の事で思う事

小山田圭吾の過去のいじめ(犯罪)は本当にこんなことが出来る人間がいるのか!?とかなり嫌悪感を抱いてしまったので、例えば彼の作る楽曲での売り上げが迷惑をこうむった方に届くというコンセプトがあったとしても、私は購入できないかな。オリンピックが…とかは一切関係なく単純な嫌悪感で。

アーティストがなにか問題を起こすと必ず「作品に罪は無い」という方がおられますが、私はそうは思わない。頭では理解できるけれども心から理解はできない。
問題の大小にもよると思うけれど、嫌悪感を抱くほどの犯罪を犯した罪人の作った作品を純粋に作品そのものを見る(聞く)事が出来る人がいるのだろうか?

インパクトの強い1つの情報が作品に加わるだけで、その作品への印象が変わる。作品そのものの良し悪しなんて簡単に変わっちゃう。
家族を大事にする内容や希望や夢を歌っていた歌手が下種な不倫をしただけで誰の心にも響かなくなる様に、誰がどう見ても下手糞で評価できないような絵が、像が鼻で書いているだけで価値は付く。
作品そのものだけを純粋にみる事なんてほぼ無理だと個人的に思っているので、不確か極まりない「アート」と言うものが嫌いである。
正確に言うと、アーティストは別にどうでも良くて、それに群がる人たちを理解する事が出来ない。
公で否定はしないけど、呑みの席で完全否定したことは何度かあるので、アート好きの人は近寄らない方が良いとドラミングしておきます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?