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「会社員の休職」と「スポーツ選手の怪我」

元プロサッカー選手の内田篤人さんが「怪我」について話をされていて、会社を休職中の私は非常に考えさせられました。そのことについて書きたいと思います。

私はサッカーが好きで、スポーツ番組配信サービスのDAZNさんを契約しております。

正直、DAZNさんには休職中かなりお世話になっています。笑 少し大げさかもしれませんが、私はDAZNさんとユニクロさん、丸亀製麺さんの3つさえあれば生きていけると勝手に思っています。

その番組の中で、印象に残った内容がありました。『内田篤人のFOOTBALL TIME』という番組内で、内田篤人さんが宮市亮選手と対談されていた中での話です。

記事にもなっています。↓

サッカー選手にとっての「怪我」についての話題でした。内田篤人さんが不意に涙を流されていて大変インパクトが残りました。

以下、内田篤人さんの言葉です。

怪我をしだすと歯止めが効かなくなる。逆足にいったりなど。

抑えよう抑えようとプレーすると、自分のパフォーマンスが出ない。でも100%でやると怪我をする。

怪我をした人にしかわからない。

宮市選手が試合で怪我をした瞬間も「行け」と思った。プロなら行くべき。あそこで勝負をかけている。

抑えてプレーというのは違うと思って自分も引退した。

宮市選手には怪我をして後悔してほしくない。行くべくして行って、チャレンジして終わるのがサッカー選手。

会社員が調子を崩し休職することは、ある意味サッカー選手が怪我をすることと似ていると思います。仕事(=プレー)ができなくなって、価値を生み出せない状態に陥るわけですから。また、リハビリ等が必要で、復帰できるまで時間がかかることなども似ていると思います。

私の場合、まだ気が早いとは思いますが・・・ 復帰後「また調子を崩さないように」と意識しながら働くことになるかもしれません。これらはサッカー選手にとっての怪我と同じく、経験したことがある人にしかわからない感覚だと思います。

もちろん、会社員として働く上で、必要もなく調子を壊す限界まで自分を追い込むべきとは思いません。私自身、復帰したとして、同じことを繰り返さないためにできることは何でもするつもりです。

しかし、調子を崩すことを恐れて、すべき仕事をしない・挑戦しないというのはちょっと違うかなと思います。そこは共感できる。

それから、サッカーに関わる人たちにとって、サッカー選手として働くことがすべてではないように。私にとっても、これまでと同じ働き方がすべてではない。

実際、内田篤人さんはサッカー選手としては比較的早めに引退されて、今は別の道を歩まれているわけです。

私自身、復帰できたとして、再び調子を崩すことに怯えるよりは「ベストを尽くしてパフォーマンスを発揮できないのなら、別の方法でやっていこう」くらいでいても良いのかなと思うことができました。

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ちなみにこの回は、宮市選手の人柄も知ることができて非常に面白い回でした。

度重なる怪我に負けず、明るく前向きに挑戦し続けられている姿に心を打たれました。宮市選手は当然私より地位も名誉もあるわけですが、苦しい思いもされている。宮市選手の場合は、サッカーの日本代表やJリーグでプレーできるかという次元の話ですので、今の私の悩みは良い意味でちっぽけだと思えました。

今回の配信は、今の自分の状況と重なり非常に考えさせられました。