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老人ホームの探し方vol2

前回は老人ホームの違いや、どのタイミングで入居されるかをお決めくださいとお伝えさせていただきました。

少し補足させていただくと

自立生活が出来る方が介護型(要介護者メインのホーム)に入居

反対に要介護者が自立型に入居することだけはお避け下さい。

理由は簡単です、介護型は要介護者向けのサービスを提供してます。   またお部屋もそうですが、生活スタイルも違うものになります。例えばお食事も決められた場所と時間で摂らなければならず、さらに自分(自立者)の隣に、認知症の方がいらっしゃれば会話もできずフラストレーションが溜まることになりますよね?           

要介護者が自立型に入居すると、利用できない共用部などもありますし、さらには自立型向けのイベント、サークルなどには参加できず思っていたサービスを受けられない可能性が高くなります。

実際にホームを探すには、まずは情報収集です

①新聞広告や折込チラシなど紙媒体でホームを知る  

②インターネットで調べる(検索サイトなど)             

③公的窓口(役所、地域包括支援センターなど)に相談         

④友人や知人から情報を得る                     

⑤ケアマネジャーやソーシャルワーカーの専門家に相談         

⑥全国有料老人ホーム協会など業界団体に問い合わせる         

⑦民間の老人ホーム紹介会社へ相談                  

これ以外にも色々な経路からホームの情報は得られるかと思います。気になるホームがあれば資料請求してみましょう。


ここでポイントがありますよ!!

自立型ホームは一人入居の場合は入居金が、3,000万円以上 月額費用が20万円以下 償却期間が10年以上 

 介護型は入居金が数千万円かかるところもありますが、多くは1,000万円以下 月額費用が25万円以上 償却期間が5年

これを目安にしていただければ、そのホームが自立型か介護型かの判別ができるかと思います。


またホームの立地も大切です                    

買い物など生活利便性があるのか、家族知人が訪ねて来やすい立地か眺望の良いところか、自然豊かな環境などもありますが今の自宅と環境があまり変わらないこともポイントにしてください。

ホームに入居するとは、お引越しということです。高齢になればなるほど環境変化による心身のダメージは気づかない内に溜まっていくものですし、新たな環境への適応力も弱まってくることを経験から見てきております。よって自立型ホームへは早く入居を勧める理由には一理あるかと思います。

介護型ホームの立地環境の点からは住み慣れた環境も大切ですが、子供など親族の自宅から近い場所もホーム選びにお勧めです。日常生活はホーム職員がサポートできます。ただし家族の絆としてのふれあいは職員にできないと考えます。親族などが訪れやすいということも忘れずにしてくださいね。 でも介護型ホームの入居を進めていくのは、本人ではなく家族になるので必然的にそうなるかもしれませんが、、、


色々と書きましたが、これ以外にもポイントはあるかと思いますし、絞り込めていない方は、気になるところへは資料請求しても良いです。ただし資料(情報)がたくさんあって、混乱する方が多く見られますのである程度、自分の優先順位をハッキリさせてからの方が良いかと思います。そんな時間もないという方は、上記の信頼できる専門職や機関に条件を伝えて、それに見合うホームを紹介していただくことが手取り早いかもですね。

それではまた次回に続くということで、今回はここまで。最後までお読みいただきありがとうございました。

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