家のリビングで絵を描くということ。(50歳からのArtist life)
こんばんは。
去年引越しをして、リビングの一角に机を置いて自分のスペースを確保することが出来ましたが、引越しをする前は、食事をするテーブルで絵を描いていました。
家で絵を描くということは、絵だけに集中する時間がとても少ないということ。。。
朝、息子を送り出して掃除や洗濯が終わり、さて絵を描こうかと準備を始めた位に、夜勤が多い夫が帰宅。
食事の準備をして、食べ終わるまで話に付き合い、さていよいよ絵を……。
「あっ、銀行に行くんだった!」
とか雑用も多く
そうこうしているうちに夕食の買い物へ、
息子が部活から帰ってくる時間までに夕食を作り、
食べ終わって片付けて、やっと絵の時間。。。
「なんか疲れてやる気が起きず・・・」みたいな時も。。。
なんのために描いているのか。。。
良く分からなくなってしまった事もありました。
イライラ、イライラして描くことに何の意味があるのか。。。
神さまアートなのに、こんなんじゃ見て下さった方にイライラが伝わっちゃうんじゃないか。。。
あれこれと考えすぎて、絵が描けなくなってしまった時期もありました。
何を優先するのか。。。
絵を始めた当時は、息子はまだ中学一年生。まだまだ手がかかる時期でした。反抗期も始まっていて、なにかと息子もイラついて。。。
息子は、反抗期。
母は、更年期で、イライラのW攻撃 💦
そこに、ネコ5匹のお世話もあって何かとイライラ。。。
でも。。。
ある日、夕食後に絵を描いている時、ふと目を上げると、息子はYouTubeを見てて、夫はパソコンをいじってて、ニャン達は部屋をうろついていました。
YouTubeの音、夫がパソコンを操作する音、ネコたちのザワザワする音、たくさんの音が耳に入ってきました。
その時に「あー、これが我が家なんだ…。」って思ったんです。
これが「大切な家族なんだ。」
まずは、ここを大切にしたい。
そんな思いが沸き上がりました。
自分は、この条件の中で絵を描いている。
この条件だからこそ、描ける絵もあるのではないか。。。
「どんな時でも、神さまは私たちのすぐそばで見守ってくれている。」
自分達の生活の中に息づいている様々な神さまを描きたいと思っているのに、描く事を優先してしまったら、その生活をおろそかにしてしまったら、生活の中に宿る存在の気配を感じることが出来なくなってしまうのではないか。。。
そう思いました。
その時から、絵を描いている途中に
「腹減ったー。」と言ってくる息子に
「コーヒー飲みたい。」と言ってくる夫に
集中して描いている時をねらうように「う〇ち」をするニャン達に
イライラすることが少なくなりました。
この生活の中にこそ「Gods Art」 はある。
そうは言っても、静かなアトリエでゆったりと絵を描く事への憧れは、
相当あります。。。(笑)
🐈
☆ 本日のネコフォト ☆
「ボクと遊ぶ時間も大切にして下さい!」
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