悟りとは。。。
この絵は、サマンタ・パドラ(普賢菩薩)です。
普賢菩薩と書いてしまうと、とってもお堅いイメージ (笑) なので、サンスクリット語の方の「サマンタ・パドラ」をタイトルにしています。
サマンサタバサではありません 💦
Gods Art の本当に初期の2014年の作品。
ポスターカラーで描いていました。
目に染みるような青ですね。
和紙もいっぱい使っています。
切りえの様に細かく和紙をカットして貼り付けてあります。
最近は、目が・・・目がちょっと厳しく(老眼に)なってきたので、和紙は衣装の所に使う程度になっています 😿
「東方より来られた普賢菩薩が、六牙の白象に乗り諸国を通られる際、
天より宝蓮華が降ってきたと言われています。」
凄いですよね。
天よりお花が降ってくるなんて。。。
その場面をイメージして描きました。
辺り一面に芳香が漂ったのではないでしょうか。。。
普賢菩薩は、密教においては、菩提心「真理を極めて悟りを求めようとする心」の象徴とされています。
「悟り」って、どうなったら悟ったって事になるんでしょうね。
何かを感じるようになったら?
何かが見える様になったら?
何かわからない言葉を発するようになったら?
魂が身体を抜け出せるようになったら?
🔷 🔷 🔷
30代で独身の頃、インドを放浪していました。
ヨガを習おうとリシュケシュという北インドのガンジス川の上流にある聖地に行っていたとき、
「私は悟りを開いた。。。」というサドゥと出会いました。
「すべては一つである」
「私には欲はない。」
「欲しいものなどなにもない。」
こういう事が「悟り」なのかと。。。
ボロボロのサフラン色の衣をまとい、橋の下で生活をしていたサドゥの言葉は一言一言心に沁みました。
遠くを見つめるようなまなざしで、いつも橋の下で瞑想をしていたサドゥですが、
ある日
遠くを見つめながら
「ジャパニ(多くのインド人は、日本人をこう呼ぶ)、お前は日本のお金を持っているか。」
ん?
「持っていますが。。。」
「私にそれを・・・」
えっ?
欲はないって言ったじゃん。。。
「悟る」って
難しいことなんだと
悟りました。。。
😸 本日のネコフォト 😸
テーブルを占領して寝ているソラ君です。
可愛いから許してあげる😻
最後までお読み頂きありがとうございます😻
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?